芸能

「あな番」西野七瀬の正体を隠しきった制作陣のファインプレーとは!?

 9月8日に放送された「あなたの番です」(日本テレビ系)の最終回にて、連続殺人事件の犯人が女子大生の黒島沙和(西野七瀬)であることが明かされた。その黒島は主人公の手塚翔太(田中圭)や大学院生の二階堂忍(横浜流星)を前に、みずからの犯行について説明。そのモノローグに沿って、犯行時の再現映像が映し出され、視聴者を驚かせていた。

「次々と殺人を犯す黒島は『人を殺すことを愛している』との言葉通り、愉悦の笑みを浮かべながら犯行に手を染めていました。ただでさえ類まれなる美人なのに加え、快楽殺人に身を任せる姿には鬼気迫るものがあり、視聴者から《恐怖に身の毛もよだつとはこのことか!》との声が出たのも納得でしょう」(テレビ誌ライター)

 全20話の長丁場だった本作にて、最終回で一挙に明かされた殺人の現場。まさにクライマックスにふさわしい最終回となったが、その放送を大きく盛り上げる原動力となったのは、制作陣によるファインプレーだったという。テレビ誌ライターが続ける。

「各犯行の回想シーンでは第4話の赤池夫妻にしろ第7話の浮田にしろ、その犯行現場にて黒島が殺人を実行した場面が描かれていました。すなわちこれらの殺人場面は第4話や第7話の収録と同時に撮影されていたわけです。そうなると『あな番』の関係者はかなり早い段階から連続殺人事件の黒幕が黒島(西野)であることを知っていたことになり、実に3~4カ月の長きにわたって情報漏れを防いでいたことになります。しかしドラマの関係者は相当な人数に及びますから、その全員に対して口止めを徹底できた背景には、制作陣による不断の努力や気配りがあったことは想像に難くありません。SNS全盛時代の現在、この徹底したかん口令には敬意を表したいですね」

 そんな情報統制のおかげで、視聴者が毎週の考察を楽しめたことは間違いない。今頃、本作の制作陣は、張り詰めていた緊張感からの解放感を味わっているのではないだろうか。

(金田麻有)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
3
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
4
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身