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「我々の時代は、『なんで俺より力の落ちるコイツに代わらなきゃいけないんだ』って、ボール離しませんでした。自分の生活にかかってくるということなんでしょう。今は『早く俺を代えてくれ』っていうそぶりをマウンドで見せる。わかりやすかったのは山本昌だね。ベンチをチラチラ、チラチラ見てくる。それで代えたら、記者に『あと1、2回は行けたけど‥‥』って。バカヤロウ(笑)。まあでも、昌もよくやったなあ。あれは、オレがいなきゃ50歳までやってないからね。契約内容は口が裂けても言えないけど、大変なことになる。(監督時は)川上憲伸だけ、最後まで行こうとしたのは。負けてる時は特に。8回まで投げて勝ってると、必ず岩瀬に『お願いします』って言うけど。そのほうが絶対勝てるから(笑)」
舌鋒が特に鋭くなったのは、巨人でも広島でも古巣の中日でもなく、14年間リーグ優勝から遠のく阪神に向けられた時だった。
「メッセンジャーが辞めたでしょ。今年から日本人扱いで外国人を5人使って、というのが崩れたし、西以外に誰が投げるの?ってこと。全ては藤浪が悪い! ホントにあいつは、俺の期待を裏切ってくれて。『使わないなら出せよ、俺だったら絶対獲りにいくぞ』って言い続けてきたけど、あれを再生しないことには阪神の優勝はないんだと思う」
今季、プロ入り後初めて未勝利に終わった右腕を語ると、興が乗ったのか、徐々に過激なオレ流説法が飛び出してきた。
「(藤浪の再生法が)わからないなら、死ぬまで走らせろ!とか言うと、今は『パワハラだ!』って言われるんでしょ? 走って死んだ野球選手は1人もいないんだから(笑)。でも、こういう言葉を使っちゃいけないってことで『オレはユニホーム着ちゃいけないんだ』ってところに落ち着く。やりません。だって来年の5月まで仕事入れてありますから。まさかシーズン中に『講演行ってくるからやっててくれ』と、そんな勝手はできないですから」
一方、打撃論に関してもオレ流は止まらない。パを制した「山賊打線」の主砲との邂逅を語った際は、
「NHKで山川(西武)と対談をしたけど、本当はやりたくなかった。俺と話して打てなくなったらどうすんだ? そしたらやっぱり打たなくなって、おまけに4番まで外されやがって(笑)。でもよかったんじゃない、中村があれだけ打って、6番にも40本打つヤツがいるっていうのは、相手は気持ち悪くてしょうがない。まあ、本人は引退までに『三冠王獲りたい』って言ってたけど、あれだけボール球振ってたら今は獲れないよ。でも、三冠王獲るだけのものになる可能性はなくはないな」
三冠王は86年の落合氏3度目の戴冠以降、ダイエー時代の松中信彦氏が04年に達成したのみ。はたして令和の初三冠王は誰の手に。
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