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遺族は、森さんの死の真相をワタミは隠そうとしていると直感した。
絵を描くのが好きで美術大学を卒業した森さんから「ワタミに入社する」と聞いた時、遺族は反対した。
農業関係の仕事をするのが夢だった森さんには、全国に農場を運営するワタミは魅力的だった。「社会貢献活動に熱心な会社」で「頑張れば、ワタミで農業関係の仕事ができる」という夢を語り、遺族を説得しての入社だった。
それから2カ月で、なぜ森さんは死ななければならなかったのか。その答えを求め、遺族は森さんの遺品を調べ、当時の同僚たちから話を聞いた。
そこで浮かび上がったのは、ワタミの多くのウソと森さんが置かれた過酷な勤務実態だった。
「ワタミの特徴は入社前後で態度を一変させることです。入社前は、8時間労働で深夜勤務も週4日程度、昼夜逆転の違和感はないと説明。北海道の農場体験や若者起業講座なども開催し、『働きながら夢を追い求められる』という社会貢献企業のイメージを植え付けたのです」(遺族)
しかし、実際の森さんの勤務実態は、夢とはかけ離れたものだった。本社での短期間の研修を経て、横須賀市の「和民」久里浜駅前店に配属された森さんは、いきなり調理場を担当。指導するベテランアルバイトはつくものの、最初からお客さんに出す商品を作らされた。厚いマニュアルを片手の作業で、うまくできるわけもない。それでも、店長からは「正社員だからできて当たり前」という叱責が飛んだという。
店舗の営業開始は午後5時だが、午後3時には出社。平日は翌日の午前3時半まで、週末は午前6時までの勤務であった。入社前に1時間と聞いたはずの休憩も実際には30分しかなく、その間に、食事やトイレを済ませ、朝まで12時間以上の長時間労働が続いた。入社1年目に店長研修もあり、その期間中は午後2時に出社で、約16時間も拘束されることになった。
さらに、「30分以内」と説明された社宅も、「徒歩で」ではなく、電車など公共交通機関を利用しての時間であったため、結果的には始発電車まで店内で仮眠もできずに2時間近く待つことを強いられた。
また、給与から渡邉氏の著書を購入した代金まで天引きされ、その本の感想文の提出も求められた(ワタミは自主的提出と主張)。それだけでなく、渡邉氏の理念集の暗記、数々のレポート提出、さらには、深夜勤務後の“自主的”な早朝研修などもあったという。
結局、森さんの残業(時間外労働)は1カ月で141時間にも及んだ。厚労省が定めている「過労死ライン」の月80時間を大幅にオーバーしていたのだ。
過労死の直前、森さんはワタミから提出を求められたレポートにこう書いた。
〈どこの店も、こんなにドタバタしているものだろうか? こんなに人は疲れているものだろうか? 120%の力で、どんなにひどい状況でも無理やりにでも乗り越えろと? ついてこられない弱い人間は、いらないと。ワタミスタンダードとは、何だろう???〉
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