政治
Posted on 2025年02月01日 17:58

「アンチ安倍」勉強会で石破茂グループが党内バトルを煽っても「墓穴を掘るだけ」

2025年02月01日 17:58

 石破茂首相は昨年11月の所信表明演説に続き、1月24日の施政方針演説でも石橋湛山元首相の演説を引用するほど、湛山好きで知られる。その石破首相がメンバーの、超党派の議員連盟「石橋湛山研究会」が2月4日に国会内で勉強会を開催するが、その講師として評論家の佐高信氏を招くことが、自民党内で波紋を広げている。

 講演のタイトルは「保守本流と護憲~石橋湛山、田中角栄、そして宮澤喜一」。佐高氏は湛山に関する著作があり、最近では湛山の孫弟子にあたる元経企庁長官・田中秀征氏と湛山に関する対談本も出した。

 ただ、講演タイトルにあるように、湛山を保守本流と位置づけ、田中角栄元首相や宮澤喜一元首相はその系譜としているが、それと対峙するのが岸信介元首相と孫の安倍晋三元首相が率いた清和会だ。つまり、

「会合は『アンチ岸・安倍』の集まりだ」(旧安倍派議員)

 ともいえ、その発起人に岩屋毅外相が名を連ねている。

 石破首相は施政方針演説で、湛山が国会運営について「反対党その他の協力を求め、国会がまっすぐにいくようにしたい、と表明された」と紹介した。少数与党であることを踏まえ、野党に協力を求める姿勢を示したものだが、石破首相の側近である岩屋外相や村上誠一郎総務相は、いまだに「アンチ安倍」をアピールしている。先の旧安倍派議員がアキレる。

「党内野党の時の習性が、政権をとった後も抜けないようだ」

 かつて「自民党をぶっ壊す」と叫んだのは小泉純一郎元首相だったが、小泉氏のバックには清和会がついていた。小泉氏と違って後ろ盾のない石破首相らが党内不和を煽っても、求心力が弱まるだけだろう。

(田中紘二/政治ジャーナリスト)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年05月20日 20:00

    BABYMETALやYOASOBIの成功を見て分かるように、今でこそ日本人が日本語で歌う曲が海外でもヒットすることは珍しくなくなった。しかしインターネットもSNSもない昭和期においては、極東の島国の楽曲が欧米のチャートを賑わすなんてことは皆...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    芸能
    2026年05月21日 14:00

    モデルで女優の出口夏希が、俳優・伊藤健太郎と交際中であると、「女性セブン」などが報じている。2人は2023年に公開された映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」で共演し、今年公開の同作の続編「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」で...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/5/12発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク