社会
Posted on 2020年09月23日 05:55

医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<秋バテ>「原因不明の体調不良は自律神経の乱れから」

2020年09月23日 05:55

「夏バテ」ならぬ「秋バテ」をご存じか。一日中眠い、肩凝り・頭痛がする、めまいや立ちくらみがある、やる気が起きない、風邪ではないのに、鼻水や咳が出る‥‥。こういった体の不調を感じたら注意したほうがいい。

 季節の変わり目のこの時期は、気温差が激しく、気圧も変化しやすい。そのため、体が対応できずに自律神経が乱れ発症する。猛暑の時期に冷たい飲み物ばかりを飲むと内臓が冷え、血行不良や便秘、下痢、食欲不振の原因にもなりやすい。筋肉量が少ないと、寒暖差に体が対応しにくく、冷えを感じやすくなるので要注意だ。

 こうした「秋バテ」は自律神経の乱れが大きな原因であるために、医者に診てもらっても改善しない人がほとんど。

 そのため、自分でできる予防や改善策がポイントになってくる。

 自律神経の乱れを整えるためには、まずは39度くらいのぬるめのお風呂に、15分程度ゆったりとつかること。できれば就寝1時間半くらい前にお風呂から上がるのが望ましい。入浴で上昇した体温が約1時間半かけて下がり、睡眠の質が高まるからだ。

 食事は代謝をアップさせるために、タンパク質を多く摂取することを心がけて。特に朝食はエネルギー補給が重要であるため、卵や納豆を摂るのが効果的だ。

 また、血管を拡張するためにタマネギを、内臓冷えを解消するためにネギやショウガ、ニンニクなど、体を温める食材を積極的に摂ることもお勧めしたい。冷たい飲み物は控えて、温かいお茶などを積極的に飲むようにするといいだろう。

 ちなみに特効薬はないが、「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」「六君子湯(りっくんしとう)」など、胃腸機能を高め、食欲不振を改善する漢方薬などを取り入れて、季節の変わり目を乗り切ろう。

田幸和歌子(たこう・わかこ):医療ライター、1973年、長野県生まれ。出版社、広告制作会社を経てフリーに。夕刊フジなどで健康・医療関係の取材・執筆を行うほか、エンタメ系記事の執筆も多数。主な著書に「大切なことはみんな朝ドラが教えてくれた」(太田出版)など。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    女子アナ
    2026年04月04日 18:00

    この春も、フレッシュな美女アナ1年生たちが各局に入社。振り返れば、のちにエースとして君臨したレジェンドたちにも若葉の頃はあった。しかし、彼女らは初々しさもそこそこに、スタートから段違いの未来を嘱望された「破格の新人」だった。かつて&ldqu...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年04月02日 11:30

    プロ野球の世界では毎年のように「オフの戦力外通告」が大きなニュースになるが、まさかアナウンサーにまでその波が押し寄せるとは、当の本人も思わなかっただろう。日本ハムが今季、本拠地エスコンフィールドでのホーム戦ヒーローインタビューを、各局アナウ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年04月03日 07:30

    「『母に捧げるバラード』でやっと、どこの会場に行っても1000人ぐらいお客さんが集まる人気を獲得したんですよ。紅白歌合戦に出て、これで一説によれば、10年食えるって。それが翌年からローカル歩き出したら、みるみるお客さんが引いているの」これは...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/7発売
    ■550円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク