芸能

フワちゃん 放送事故と「大物攻略術」(1)松本人志の楽屋に入ろうと…

「2020年上半期ブレイクタレント」で4位にランクインし、今や地上波でその姿を見ない日はないほど大活躍中のフワちゃん。芸能人のユーチューブ参入が目立つ中、逆にユーチューブからテレビ界に進出し、物怖じせず共演者に絡んでいく強烈キャラの素顔をひもとく──。

 ネオンカラーのド派手なスポーツブラとミニスカート姿、カラフルなアクセサリーを身に着けたお団子頭のフワちゃん(26)をご存じだろうか。若い頃の篠原ともえの「シノラー」を彷彿させる見た目の奇抜さに加え、やたらとハイテンション。共演者の名前を呼び捨てにして、敬語を使わずに失礼とも取れるような発言を連発するこの人物を「何者?」といぶかる読者も多いだろう。

 8月28日放送の「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)内の企画「本音でハシゴ酒」にゲスト出演した際には、坂上忍(53)を反論の余地なく言い負かした武勇伝も。坂上の「フワちゃんてさ、恋とかすんの?」という質問に対しては、「は? あんた、この関係性で教えてあげるわけないじゃん」とピシャリ。続けて「(友人の青山)テルマくらい仲よくなってから聞いてきて」とヤリ込めたのだ。ある芸能ライターが語る。

「あっけらかんとした明るく元気なキャラクターだけにNGがなさそうなフワちゃんですが、自分が答えにくいプライベートな質問を笑いに変えて、敵に回すと面倒臭そうな坂上を鮮やかにいなしました。その一連のやりとりに、ツイッターでは『令和版の模範解答』と絶賛されています」

 番組内では、その後「でも坂上忍も大好きだよ」と坂上をフォローすることも忘れなかった。

 この10月からフワちゃんは「グッとラック!」(TBS系)の金曜レギュラーコメンテーターとして出演。その言動は即座にネットニュースになるほどの注目株だ。20年上半期の番組出演数は112本。まさにテレビ界を席捲中である。

 そんな令和時代の破天荒タレントの経歴を簡単におさらいしよう。

 フワちゃんは東京都八王子市出身で、弟が2人いるという。本名を不破遥香といい、小2から小4の2年間は父親の仕事の都合によりアメリカ・ロサンゼルスで過ごした帰国子女だ。中学卒業前にはベッキー(36)のようなタレントを目指して高校進学もしない予定だったが、進路相談で担任の「ベッキーも大卒だよ(亜細亜大学卒)」というひと言で、慌てて受験勉強を始め、高校に進学。さらに「哲学とギャルの考え方が似ている」ことに感動して、東洋大学文学部中国哲学文学科に進学している。英語のみならず、中国語も堪能だという。

 13年、大学2年時にタレント養成所・ワタナベコメディスクール18期生として入学。同期女性とお笑いコンビ「ランボランチ」を結成したが、相方が芸人を引退して解散。14年に同期男性と「SF世紀宇宙の子」を結成。ワタナベエンターテインメント(以下、ナベプロ)に所属し、17年まで活動していた。芸能ライターが明かす。

「ナベプロ所属時代のフワちゃんは、スタッフなどによく怒られていたと聞きます。事務所の看板に落書きをしたり、ネタ見せを仕切っている演出家を『おじいたん』と呼んだり、勝手に松本人志(57)の楽屋に入ろうとしたりと、とにかく問題児。ある時、事務所内で床に座っていたところ、ナベプロの役員に注意され、役員の後ろ姿に向かって中指を立てて抗議。その姿がガラス越しに映っており、役員が激怒したことも。日頃の素行不良もあり、ナベプロをクビになったといいます」

 以降、現在に至るまでフリーランスで活動している。ピン芸人として試行錯誤しながら、18年4月にユーチューブ「フワちゃんTV/FUWACHAN TV」を開設した。当初は道に落ちていたポテトを食べたり泥水を飲んだりする過激な企画が多かったが、海外で外国人にやたらフレンドリーに絡んでいく体当たりの企画や人気ユーチューバーとのコラボ企画などで、若者を中心にじわじわと知名度を上げていく。

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