芸能
Posted on 2013年10月10日 10:00

半沢直樹で盛り上がる“脇役陣”(1)一番の当たり役「片岡愛之助のオネエ口調」

2013年10月10日 10:00

20131010s

 ドラマの大ヒットを受けて、主演級の俳優たちの人気が急上昇するのは、当然の成り行きだ。しかし、「半沢直樹」が異色とも言えるのは、イメージを損ないかねない役柄を演じた俳優まで大ブレイクを果たしたことだろう。合言葉よろしく「倍返しだ」とばかりに、成り上がった脇役陣をランキングする!

 あるTBS関係者が言う。

「今回の『半沢直樹』では、制作費の大半が堺雅人(39)、北大路欣也(70)、香川照之(47)の3人のギャラに費やされました。そのため、他の役柄の俳優は応募形式で集めたのです」

 もちろん、一般公募ではなく、局内のドラマ制作部の壁に貼り紙をするという方式だったという。つまり、出入りする芸能プロの人間が貼り紙を見て、応募してくるというのだ。

「俳優を集める際には、よく使われる手法で、貼り紙には『このドラマのこんな役柄』と明記して、手をあげた事務所との間でギャラ交渉をする。交渉の結果、最も安上がりな俳優を起用することが多いのですが、『半沢──』は違ったんです。貼り紙には役柄や役名などは明記せず、ただ『演技の上手な役者を求む』とだけ書かれたのです」(前出・TBS関係者)

 この制作サイドの強いこだわりが、個性豊かな脇役陣を生み出したというのだ。

 そこで、本誌はテレビ局関係者や芸能関係者に取材し、「半沢直樹」をきっかけに最も成り上がった脇役俳優は誰かを聞いた。

 すると、一番の当たり役との答えを集めたのは、片岡愛之助(41)であった。言わずとしれた金融庁のエリートの黒崎駿一役である。大阪編では出向先の大阪国税局統括官として、東京編では金融庁検査局主任検査官として、常に半沢に立ちはだかった敵だ。あのオネエ口調は誰しも耳から離れないことだろう。

 芸能評論家の三杉武氏はこう話す。

「市川海老蔵(35)が六本木で殴打された事件で、その代役をみごとに演じて、歌舞伎の世界では実力は認められていた片岡ですが、歌舞伎と縁がない人にしてみると、女性タレントとの熱愛や隠し子騒動など、私生活での話題ぐらいでしか認知されていなかった。しかし、今回のドラマで現代劇でも演じきれることを証明できたのではないでしょうか」

 そして、その片岡のネチネチした演技にいちばん魅了されたのは原作者の池井戸潤氏だというのだ。

「現在、連載中の小説『半沢シリーズ』第4弾である『銀翼のイカロス』で、黒崎が帰ってきたのです。これは池井戸氏が片岡の演技を気に入ったためと言われており、ドラマの続編でも片岡が起用されることが予想されています。もっとも舞台の予定に、年明け公開の映画『シベリア超特急シリーズ』の主演も決まっていて、スケジュールはいっぱいのようです」(芸能プロ関係者)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年04月28日 16:30

    バナナマンの日村勇紀が当面の間休養に専念すると、所属事務所ホリプロコムの公式サイトで発表した。今年に入ってから体調を崩すことが多く、医療機関を受診した結果、休養が必要との判断に至ったのだという。「心身の回復を第一に、コンディションを整えなが...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年05月07日 06:30

    ゴールデンウィークが明けても再起の見通しが立たず、長すぎる空白期間を過ごしているのは、左内腹斜筋肉離れでリハビリ中のヤクルト・山田哲人内野手である。沖縄・浦添キャンプのシートノック中に脇腹の張りを訴え、戦線離脱。5月になっても打撃のひねり動...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/5/12発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク