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奥田氏は、鬼滅ブームに火をつけたのはアニメ版のクオリティーの高さだと指摘したうえで、次のように言う。
「人気を圧倒的に加速させたのが、昨年4月からTOKYO MXなどで深夜に放送されていたアニメ版。とりわけ19話『ヒノカミ』の放送は『神回』と評価されました」
アニメ開始直前の今年3月に累計450万部だった単行本は最終回を迎えた9月末、新刊2巻を含み、累計1200万部まで伸ばす結果に。コロナ禍の状況もプラスに働いた。
「アニメ版は『Amazonプライムビデオ』など多くの動画配信サービスで配信されていることから、時間があり余るステイホーム中の家庭で、親が子供と視聴する機会につながりました。『家で一緒に見た体験』の延長として、劇場に親子連れが足を運んでいるわけです」(奥田氏)
派生作品も次々と登場。作家・矢島綾氏による小説は第3弾まで刊行され、今年1月には舞台が東京と兵庫で上演。ファンはどこに引き付けられるのか。
「登場する全キャラクターに悲哀を感じさせる背景があり、それぞれ全力で生きるさまを詳細に描いていることが最大の魅力ですね」
こう語るのは「興味本位で単行本を読んだら、どっぷりハマッてしまった」という40代の男性会社員だ。
「迫力ある戦闘シーンや『全集中の呼吸』を使った必殺技など子供ウケする要素だけでなく、大人こそがうなるセリフが各所にちりばめられているんです」
「No.1の名言」として挙げられるのが、炭治郎が鬼に婚約者を殺された青年に語った次のセリフだ。
「失っても失っても、生きていくしかないんです。どんなに打ちのめされようとも」
漫画編集者も称賛し、
「青年は『お前に何がわかるんだ』と反発しますが、穏やかな表情で手を握る炭治郎を見て『君も同じだったのか』と悟る。悲しみをこらえて前を向く炭治郎に勇気づけられるシーン」
他にも鬼殺隊・冨岡義勇が無防備な炭治郎を叱咤する「生殺与奪の権を他人に握らせるな」、善逸の師匠が語った「一つできれば万々歳だ。一つのことしかできないなら、それを極め抜け」の言葉に「魂を揺さぶられた」との声が多く上がっている。
「医療現場では子供に『全集中の呼吸だよ』と言うと、泣き叫ばずにおとなしく注射や採血を受けてくれるそうです」(漫画編集者)
ちなみに、作者の吾峠呼世晴氏については、
「福岡県出身で31歳の女性です。13年に『鬼滅の刃』の土台となる『過狩り狩り』で新人賞を受賞し、漫画家デビューしました。漫画業界では『鬼滅の完結で燃え尽きてしまったのでは』と、引退説が飛び交っています」(漫画編集者)
余談だが、大ブームに便乗して衝撃の「パロディAV」まで登場。都内DVDショップ店員によれば、
「専用コーナーを設けるほど大人気なのが、男女キャラを模した『鬼詰のオメコ』。『呼吸法を駆使し、全集中で快楽開眼!』とのあおり文句はバカバカしいものの、再現度は高い。本家の劇場版公開と同じタイミングで続編『鬼詰のオメコ無限発射編』も発売され、飛ぶように売れています」
まだまだ鬼滅フィーバーは終わらない。
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