スポーツ

片岡篤史、現役時代はイヤだった「応援歌」が20年の時を経て仕事になった!?

 プロ野球解説者の片岡篤史氏が、「実家は檜風呂ではなくホーロー風呂!」とアピールして、今、話題になっている。

 片岡氏は高校野球の名門だったPL学園から同志社大に進み、1992年に日本ハムファイターズに入団し、2002年には地元・関西の阪神タイガースにFA移籍。

「阪神時代のヒッティングマーチの前段のファンファーレ部分で『右投げ左打ち 実家は檜風呂 リフォーム リフォーム 片岡篤史!』とタイガースファンに歌われていました。片岡さんは2000年頃、実家のお風呂をリフォームしたことがテレビで取り上げられたのですが、それがなぜか“檜風呂”だと流布されてしまったようです。そして関西の阪神に移籍すると、ヒッティングマーチでおもしろおかしくイジられてしまったというワケです。片岡さんは『実家は檜風呂じゃないのでやめてくれ』と訴えていたんですけどね(笑)」(野球ライター)

 片岡氏は、その後もコトあるごとに「実家は檜風呂じゃなくてホーロー風呂だ」と説明するハメになってしまったというのだが、そんな縁から片岡氏は、このほど、システムバスなどを製造販売する住宅設備機器メーカー・タカラスタンダードのPRムービーに出演することになったのだとか。

 10月26日から同社Web限定で公開が始まった「片岡篤史のナイス!ホーロー!~実家はホーロー風呂~」に登場し、同社のホーロー風呂をPRしているのだ。

「動画の冒頭で片岡さんは『私の現役時代の応援歌、“実家は檜風呂“とありますけど、私の実家はホーローなんです!』と、阪神時代の応援歌をイジったり、ホーローのお洒落な浴室をセリーグに例えたり、“平成の怪物”松坂大輔投手のデビュー戦で三振したエピソードを語るなど、終始野球ネタと関西人独特のノリとダジャレを交えつつ、ホーローの良さをPRしていました」(前出・野球ライター)

 阪神時代の03年オフの契約更改の席で、件の応援歌が気になると発言し、応援団は翌年からファンファーレの使用をやめたというが、当の片岡氏は“檜風呂の誤解”が今も仕事面で良い結果をもたらしているのだから、結果オーライなのかも知れない。

(石見剣)

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