スポーツ
Posted on 2020年11月10日 05:59

ソフトバンク内川が「工藤采配」批判!プロ野球2020「場外乱闘」を総決算

2020年11月10日 05:59

A(ベテラン遊軍記者) ソフトバンクの内川聖一(38)の退団が決まった。2軍ではシーズンを通して3割以上のアベレージを残しながら、最後まで上げてもらえずじまい。

B(パ・リーグ関係者) 全盛期からの衰えは否定できませんが、一度も1軍に上げなかったのは露骨でしたね。やはり工藤公康監督(57)との「関係」が影響しました。内川はどうしてもひと言多くて、工藤監督の采配について『今日のあの場面で走らせるのはおかしいでしょ』などとシーズン中、番記者たちを相手によく批判していましたからね。それが工藤監督の耳に入ってしまった。

D(スポーツライター) 実は9月頃には干され続ける状況に業を煮やし、みずからトレード志願していたそうです。だけど交渉した他球団とは、2億5000万円の高年俸(推定金額、以下同)と、実績あるベテランの途中加入でチームバランスが崩れる懸念が出て、最後まで話がまとまりませんでした。

B とはいえ、内川の争奪戦はスタートしています。一番手は意外にも、古巣のDeNA。セ・リーグ各球団が内川に興味を示しているようですが、DeNA時代から懇意の民放局関係者やソフトバンクの番記者が道筋を付けていると言われていますね。かつてチームを去った際には、当時のフロントに対して不満がありましたが、親会社が変わった今では、そのしがらみもありません。

C(球界OB) フロントの実務トップに、選手時代に内川と苦楽をともにした進藤達哉編成部長がいるのも追い風になりそうだな。

B それでも、ベテランの貴重な1年を「2軍の置き物」にした工藤監督への恨みは渦巻いています。実は「打倒工藤」を旗印に、移籍先としてロッテも浮上しているんです。工藤憎しでタッグを組む井口資仁監督(45)と鳥越裕介ヘッドコーチ(49)がラブコールを送っているとか。

A ロッテはソフトバンクをお得意様にしていたけど、後半戦は劣勢が続いていた。さらなるソフトバンクの弱点を蓄えようとする魂胆らしい。

      ※

 異例の短縮日程で開催された20年のプロ野球レギュラーシーズンも終幕へ。コロナ禍の影響でメディアの取材活動が制限される一方、公にはしづらい「場外乱闘」が多発していた。11月10日発売の週刊アサヒ芸能11月19日特大号では、このほかにも、シーズン4位のふがいない成績ながら独裁体制が続く楽天・石井一久GM(47)の仰天発言やメジャー移籍がささやかれる巨人・菅野智之(31)に浮上する国内残留の可能性など、球界が蓋をしたいのにダダ漏れ状態のベンチ裏事件を、事情通の覆面座談会で詳報している。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/8/5発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク