芸能

「エール」最終週に志村けんさんが再登場!改めて早すぎる死を悼む声

 11月26日にドラマとしての最終回を迎えた朝ドラ「エール」(NHK)。この回では、3月29日に新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなった志村けんさんが、未公開映像で再登場。視聴者から歓喜の声が上がっている。

 昭和を代表する作曲家・古関裕而と歌手としての活躍した妻・金子の夫婦愛を描いたこのドラマ。26日の放送では、志村さんがニッコリ笑みを浮かべる柔和な表情で登場。ドラマの中で志村さんが演じていたのは、古山裕一の壁になる日本音楽界の重鎮・小山田耕三。ヒール役のため、しかめっ面ばかりだった小山田の笑顔に、「おぉ、志村けんさん‥‥やばい泣く」「こんな素敵な笑顔最後に見せられたら涙あふれてきた」などのコメントがネット上に書き込まれた。

 死の直前に小山田が裕一にしたためた手紙を読む場面では、「私は音楽を愛していた。君は音楽から愛されていた。それが悔しくて恐ろしくて、君を庶民の音楽に向かわせたのだろう」と小山田は自身のエゴのために、「君という才能とともに愛する音楽を冒涜してしまった」と自責の念を告白。謝罪したうえで、「私は先に逝く。こちらにきたら声をかけてくれ」と思いを切々と語っている。

「志村さんが微笑むシーンは、実は、現場でほかの人がNGを出した時、思わず笑ってしまった志村さんをミラー越しにたまたま撮影したものを編集マンが発見したものなんです。『みんなが頑張って、努力して、思いが詰まった作品では、こういう奇跡みたいなことが起こる』と脚本・演出に携わった吉田照幸氏も明かしています」(芸能ライター)

 吉田氏はコント番組「となりのシムラ」シリーズや「志村けんin探偵佐平60歳」(NHK)でタッグを組んできた、いわば盟友。こうしたつながりがなければ、志村さんが朝ドラに出ることもなかったのかもしれない。2021年1月には「となりのシムラ」のDVDが発売される。ぜひチェックしてみたい。

(窪田史朗)

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