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記事全文を読む→掛布雅之「阪神タイガース秋季キャンプで見つけた逸材たち」
楽天の優勝で、13年の日本プロ野球は幕を閉じました。もちろん、我が阪神も来年のペナントレースに向けて、すでに準備を始めています。
僕も現在、高知で行われている秋季キャンプに育成&打撃コーディネーター(DC)として参加し、選手たちも日々、厳しい練習メニューをこなしています。
二軍では、来年の戦力に直結する選手と、まだまだ即戦力とは言えなくても可能性を秘めた選手の2層に分かれています。
特に一軍経験のある新井良太は現在、今年の反省を生かしてフォーム改造へ着手。上本博紀、大和の2人は確実性を考えて、センター方向へ打てる窮屈なバッティングフォームにも挑戦するなど、各選手とも来シーズンの一軍定着に向けて、テーマを持って自己改革に取り組んでいます。
それは若手だって同様。“小バース”こと森田一成は、やはりバッティングのツボを心得ていて、飛躍が楽しみな選手です。中でも僕が驚いたのは中谷将大。バッティングフォームはまだバラバラながらも、足の速さ、肩の強さ、体の大きさなど、身体能力の高さを感じます。新庄や山本浩二さんのように野性的で、まさに大きな期待を持てる大型選手。そのポテンシャルと、我々が技術面でアドバイスすることによって、彼が化ける可能性は大いにあると感じています。
今回のキャンプで僕が一貫して行っているのが、スイングの際の下半身の体重移動です。これはどの選手にも該当しますが、今までのバッティングは、ややポイントが近すぎるイメージがあった。それをもう少し離して、落ち着いた状態で打てるように、右打者は左足、左打者なら右足の、スイングの時の踏み込みと膝の使い方を入念に調整しています。
今年のCSは尻すぼみで終わってしまった阪神だけに、選手たちも強い危機感を持って練習に励んでいますし、そうでなくてはならないと思っています。
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