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松井秀喜、日本最後の本塁打「50号」五十嵐亮太が明かした対戦“秘話”

 巨人時代に首位打者1度、打点王3度、本塁打王3度と数多くのタイトルを獲得した、松井秀喜氏。その松井氏が50本塁打を放ち、3度目の本塁打王に輝いたのは、巨人、そして日本球界最後の年となった2002年。50本塁打は松井氏にとって初であり、セ・リーグでは1985年のランディ・バース氏(阪神タイガース)以来17年ぶり、巨人では77年の王貞治氏以来25年ぶりの快挙となり、以後、日本人選手による50本塁打達成者は現れていない。

 元プロ野球選手の山本昌氏がMCを務める、総合スポーツのYouTubeチャンネル「スポーツライブプラス」の7月31日投稿動画に、ヤクルトスワローズなどで活躍した元プロ野球選手の五十嵐亮太氏が出演。実は松井氏にその50号を献上したのは五十嵐氏であったことから、対戦時の裏話が明かされた。

 10月10日の巨人─ヤクルト戦、松井氏の50号は第4打席目の6球目に生まれている。その際、リリーフとして登場した五十嵐氏は、キャッチャーのサインに首を横に振り続け、全球ストレートで勝負したのだという。当時を振り返り、「今だから言えるんですが…」と口を開いた五十嵐氏。その時すでに松井氏が日本を離れるのでは…と囁かれており、最後の勝負は「真っ直ぐで三振に仕留めて終わらせよう」「僕が決めてたのは三振かホームランかどっちか」と、あえて真っ向勝負で挑んだことを明かしたのだった。

 結果、松井氏のメモリアルな打席となったわけだが、一方で五十嵐氏のプライドと男気を感じさせた貴重な動画である。

(ユーチューブライター・所ひで)

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