スポーツ
Posted on 2021年09月03日 05:58

江川卓“大学時代の怪物秘話”をアノ「法政大OB」元プロ野球選手が動画回顧!

2021年09月03日 05:58

「満塁男」の異名を取った元プロ野球選手の駒田徳広氏(巨人、横浜)だが、プロ通算13本で歴代5位の満塁ホームランを放っている。そんな駒田氏でも、1シーズンに決めた満塁ホームランの数は1本。

 1シーズンに2本の満塁ホームランとなると、吉田勝豊氏、大杉勝男氏(いずれも故人)、張本勲氏、そしてもう1人、主に日本ハムファイターズで活躍した高代延博氏の4人のみである。高代氏は1978年にドラフト1位で日本ハムに入団。シーズン3年目となる81年、4月8日の対西武戦でのシーズン1号、6月20日の対阪急戦での2号と、ともに満塁ホームランをマークしたのだ。

 その高代氏が、プロ野球のOB、1300人が所属している「プロ野球OBクラブ」のYouTubeチャンネル〈プロ野球OBクラブチャンネル〉の8月13日付け投稿回〈高代延博だけが知る、法政大の後輩「江川卓」〉に出演。法政大学4年時に野球部のキャプテンを務めた高代氏には、1年後輩に昭和の怪物と称された江川卓氏がいたが、その江川氏との大学での“紅白戦ガチ勝負”を振り返った。

 江川氏は、よく手心を加えて投じることを知っている高代氏が、「1打席でいいから真剣勝負してくれ、頼む!」と懇願して臨んだ1打席目。1球目はあまりの速球に手が出ず、2球目は辛うじて真後ろにファール。そして、3球目に空振り三振といった結果…。

 それでも後に江川氏は「当たったですね」と2球目のファールを褒めたのだそうで、それほど江川氏にとって渾身の真っすぐだったということ。

 動画では、そんな江川氏からの高代氏に対する〈(高代氏は)ガッツも凄かったし、心構え、周囲をまとめる力も抜群だ。随分お世話になったし、高代さんを胴上げしたいと思って頑張っていました〉とのコメントが紹介される一幕も。

「ホンマかいな。だいぶ盛ってますね」と照れ笑いも見せた高代氏だったが、プロでのコーチ歴が長く、担当した球団も多かった高代氏は、やはり多くの人から慕われる人物であることをあらためて実感することができた。

(ユーチューブライター・所ひで)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/7/22発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク