スポーツ

掛布雅之、「85年阪神日本一のキーマンはあの“2人の投手”!?」持論を動画回顧

 阪神タイガースにとって、1985年は劇的な年であった。64年以来、21年ぶり7度目のリーグ優勝に輝くと、日本シリーズでは西武ライオンズを4勝2敗でくだし、2リーグ制になってから初の日本一を達成している。

 印象的なのは、4月17日、甲子園球場で開催された「阪神─巨人戦」。ランディ・バース氏、掛布雅之氏、岡田彰布氏のバックスクリーンに飛び込む3者連続の豪快なホームランも見せ、俄然阪神ファンの心を熱くしたことだろう。

 しかしながら、掛布氏が、主に中日ドラゴンズで活躍した元プロ野球選手・川上憲伸氏のYouTubeチャンネル〈川上憲伸カットボールチャンネル〉に出演し、日本一へのキーマンは、意外にも2人のピッチャーだったという内容を明かしている(9月27日付)。「僕らの3連発が注目されるけど、中西(清起)が試合を締めくくったことが、いけるんじゃないかと…」と、前述の試合を振り返っている。この年、11勝を挙げながらも19セーブで最優秀救援投手のタイトルに輝いた中西氏にとって、この試合が1軍初セーブであった。

 さらに、掛布氏は85年の日本シリーズにおいて、西武のエース格だった郭泰源氏の名前も挙げた。「オリエント・エクスプレス」とも称された郭氏は、この年、9勝を挙げながらも肩を痛めて戦線離脱。日本シリーズで、もし2試合に先発していれば、「あの1985年の阪神打線も抑えられたんじゃないか」と振り返ったのだった。

 打撃力の印象が強かった阪神だが、4番を務めた掛布氏の発言ともなれば説得力も非常にあり、往時の熱気あふれるゲームが目に浮かんでくるような貴重な話であった。

(ユーチューブライター・所ひで)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
JR東日本に続いて西と四国も!「列車内映像」使用NG拡大で「バスVS鉄道旅」番組はもう作れなくなる
2
大谷翔平が「嘘つき」と断言した元通訳・水原一平の潜伏先は「ギャンブル中毒の矯正施設」か
3
【ボクシング】井上尚弥「3階級4団体統一は可能なのか」に畑山隆則の見解は「ヤバイんじゃないか」
4
リストラされる過去の遺物「芸能レポーター」井上公造が「じゅん散歩」に映り込んだのは本当に偶然なのか
5
舟木一夫「2年待ってくれと息子と約束した」/テリー伊藤対談(3)