スポーツ
Posted on 2021年10月11日 09:58

掛布雅之、「85年阪神日本一のキーマンはあの“2人の投手”!?」持論を動画回顧

2021年10月11日 09:58

 阪神タイガースにとって、1985年は劇的な年であった。64年以来、21年ぶり7度目のリーグ優勝に輝くと、日本シリーズでは西武ライオンズを4勝2敗でくだし、2リーグ制になってから初の日本一を達成している。

 印象的なのは、4月17日、甲子園球場で開催された「阪神─巨人戦」。ランディ・バース氏、掛布雅之氏、岡田彰布氏のバックスクリーンに飛び込む3者連続の豪快なホームランも見せ、俄然阪神ファンの心を熱くしたことだろう。

 しかしながら、掛布氏が、主に中日ドラゴンズで活躍した元プロ野球選手・川上憲伸氏のYouTubeチャンネル〈川上憲伸カットボールチャンネル〉に出演し、日本一へのキーマンは、意外にも2人のピッチャーだったという内容を明かしている(9月27日付)。「僕らの3連発が注目されるけど、中西(清起)が試合を締めくくったことが、いけるんじゃないかと…」と、前述の試合を振り返っている。この年、11勝を挙げながらも19セーブで最優秀救援投手のタイトルに輝いた中西氏にとって、この試合が1軍初セーブであった。

 さらに、掛布氏は85年の日本シリーズにおいて、西武のエース格だった郭泰源氏の名前も挙げた。「オリエント・エクスプレス」とも称された郭氏は、この年、9勝を挙げながらも肩を痛めて戦線離脱。日本シリーズで、もし2試合に先発していれば、「あの1985年の阪神打線も抑えられたんじゃないか」と振り返ったのだった。

 打撃力の印象が強かった阪神だが、4番を務めた掛布氏の発言ともなれば説得力も非常にあり、往時の熱気あふれるゲームが目に浮かんでくるような貴重な話であった。

(ユーチューブライター・所ひで)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/8/5発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク