今から6年前、「週刊ポスト」05年11 月4日号に、麻耶が早朝、自宅近くの路上で泣きながら携帯電話を耳に押し当てている姿が掲載された。
当時の状況を知るTBS関係者が明かす。「記事には書かれませんでしたが、彼女が電話で話していた相手こそ、紳助だったと言われているんです。その写真を撮られる前夜、麻耶は『オールスター感謝祭』の生放送に出演し、放送後に番組関係者らと飲んでいた。そして、早朝にタクシーで帰宅したところ携帯電話が鳴ったようです。実は直前の酒席で、紳助から『俺の女になれ』と口説かれまくっていたようで、でも麻耶はうまくそれをかわし、振り切って無事、帰宅することに成功したんです」(前出・TBS関係者)
ところが、これでさっぱりと諦める紳助親分ではなかった。帰宅のタイミングを見計らって携帯に連絡を入れてきたというのである。
「麻耶が電話に出ると、酒席での口説きモードとは一変し、長々と『お前、言うこときかんと潰すぞ!』などと恫喝口調で言い寄って、彼女を泣かせたというんです」(前出・TBS関係者)
週刊ポストに麻耶の写真が掲載された直後には、泣かせた相手を巡ってさまざまな憶測が飛んだ。
出版関係者が語る。
「当時、週刊ポストは麻耶と別の男性の噂を追って彼女の周辺を張っていたといいます。ところが想定外に麻耶が泣く現場に遭遇し、その相手まで把握できてしまった。そして誌面に、翌週以降で真相を明かすかのようなあおり文句を入れていたのですが、結局、以後も真相が明かされることはなかった」
そこには、複雑な事情が絡んでいたようである。「記事の掲載後、麻耶はアナウンス部の上司に事の顛末を相談したそうです。普通ならば、TBSサイドは紳助あるいは所属事務所の吉本興業に抗議するところでしょう。ところがテレビ界の大物である紳助に気を遣ったTBSは、抗議どころか、これ以上、週刊ポストに記事が掲載されないことに重きを置き、吉本と話し合いをしたようです。結果として、この記事に関しては、これ以上、広がりを見せませんでした」(前出・TBS関係者)
この流れでいえば、少なくとも当時の麻耶に紳助の非情な求愛をのむ気などさらさらなかったはずだ。
ところが前述したように「メチャクチャな女」などと評していたことが事実であれば、2人の関係は一線を越え、不可解な「愛憎不倫」へと発展してしまったのだと想像できる。先の週刊文春の記事によれば、紳助はまめにメールをすることで有名で、励ましメールで彼女を陥落したのではないか、としているが、紳助のあのヤクザな口調で「潰す」と脅され、局も守ってくれないとなれば、若手女子アナにすぎなかった麻耶は拒みきれず、言われるがまま「愛人」の道を選んでしまったのだろうか‥‥。
テレビ局に出入りする、広告代理店の関係者が言う。
「紳助が麻耶を蔑むような言葉を吐いて悦に入っていたというのが本当だったとしても、紳助が一方的に発言していただけの可能性もあるので、2人の不倫関係が事実かどうかは定かではないでしょう。とはいえ、紳助が、麻耶に激しくちょっかいを出していたことは間違いない。だから、入れあげた紳助が、麻耶に仕事部屋と称して都内のマンションを世話していた、なんていう噂まで、まことしやかに流れているのでしょう」
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