そして、綾瀬の人生を大きく変えた出会いが、04年に放送されたヒットドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」(TBS系) であった。綾瀬はここで白血病に冒されたヒロイン・廣瀬亜紀役に大抜擢される。
前出・芸能記者が語る。
「もともと健康的なイメージの彼女が、病人の役をみごと演じきって一躍、女優としても注目されました。彼女は、決してバラエティタレント向きの強烈な個性ではなく、どこにでもいるような等身大の女性を演じることで、その才能が開花したんです」
さらにはセーラー服姿で路面電車を走って追いかける「ポカリスエット」のCMでは、専門誌「CM NOW」で05年上半期ベストCMにも選ばれた。
また、07年には「ホタルノヒカリ」(日本テレビ系)で主人公・蛍を演じる。綾瀬にとっては初主演ドラマである。そこで綾瀬は、恋愛を半ば放棄してぐうたらに過ごす20代の女性、通称"干物女"を演じて話題を呼び、昨年には第2弾も放送され、来年公開予定の映画も決定した。こちらも主演は、もちろん綾瀬である。
09年のドラマ「MR.BRAIN」(TBS系)ではキムタクと共演するまでに成長する。このドラマでは、こんな証言も聞く。
「『M R. B R A I N 』は、キムタク自身が綾瀬を指名して出演が決まったもの。彼に気に入られて出世した女優はたくさんいます。綾瀬もその仲間入りを果たしたのです」(制作会社関係者)
大物俳優に気に入られるのは、大物女優への近道の一つ。綾瀬に降って湧いた大きなビッグチャンスだった。事実、このドラマに出演したことが、綾瀬を女優として飛躍させる大きなきっかけとなった。
プロダクション関係者は語る。
「綾瀬は実は"俳優キラー"で有名なんです。しかも相手は年上の大物ばかり。今年公開された映画『プリンセス トヨトミ』(東宝)で共演した中井貴一(50)は『ファンクラブに入りたい』と言うほどの熱の入れようです。しかも、あのヒット作『JIN』も実は主演の大沢たかお(43)の指名だと言われています」
彼女の代表作とも言えるドラマ「JIN」では、主人公・南方を支えるけなげな武家の娘・咲を演じるのだが、同作は大好評を博し、今年の春には続編として「JIN─仁─完結編」も放送された。まさに順風満帆の綾瀬。
「彼女がここまで大物に気に入られるのは、あのほんわかした素朴な人柄ゆえでしょう。女優の多くは上昇志向が強くギスギスしているのに対し、綾瀬はあくまでマイペース。しかも胸が大きいためサイズの合う服がないらしく、ふだんから胸元の大きく開いた服を好んで着ています。礼儀正しい彼女は共演者に必ず深々と頭を下げて挨拶をするので、おいしそうな胸の谷間もチラリ。あれでは共演者もイチコロですよ」( 前出・プロダクション関係者)
だが、この「JIN」では、なんと主役の大沢との熱愛が発覚。意外なプライベートでの男性交遊をかいま見せたのだ。
-
-
人気記事
- 1
- 「京都崩壊」の信じがたい現実…外国人観光客専用都市に激変した「不気味な風景」
- 2
- 商品価値が落ちたヤクルト・村上宗隆「メジャー計画変更」で大谷翔平と同じ道を
- 3
- 【米ゴルフツアー】コリン・モリカワが生放送で松山英樹に「放送禁止用語」/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」
- 4
- フジテレビ・山本賢太アナが行方不明に!? 「代役」登場と「謎のテロップ」
- 5
- 土壌ラドン濃度・衛星観測・上空発光…火山噴火と大地震「前兆キャッチ」の新技術がスゴイ!
- 6
- 山尾志桜里の「公認取り消し」騒動を起こした玉木雄一郎は「榛葉幹事長人気に焦った」って!?
- 7
- 「絶対にやめろ」に大反発!トルシエ元日本代表監督が初めて明かした日本サッカー協会とのバトル
- 8
- 西武ベルーナドーム「ひんやりミスト導入」でも「巨大スチームサウナになる」過酷環境の悲鳴
- 9
- 白川のぞみ「ドMに目覚めて初めて首を絞められました」/旬のグラドル直撃インタビュー
- 10
- 巨額訴訟に大降格…中居正広「性暴力トラブル」フジテレビ当事者を待ち受ける「生き地獄」
-
急上昇!話題の記事(アサジョ)
-
働く男のトレンド情報(アサ芸Biz)
-
-
最新号 / アサヒ芸能関連リンク
-
-
厳選!おもしろネタ(アサジョ)
-
最新記事
-
アーカイブ
-
美食と酒の悦楽探究(食楽web)