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Posted on 2021年11月23日 09:58

川口和久が動画で明かした「3年間の苦労」で考えさせられる斎藤佑樹の“決断”

2021年11月23日 09:58

 去る10月1日に引退を表明した日本ハムの斎藤佑樹氏と、MLBでも活躍した楽天の田中将大。2人は、プロ入りするタイミングを違え、後に明暗を分けた印象を持つ人も少なくないのではないか。

「ハンカチ王子」として人気を博した早稲田実業の斎藤氏は、2006年の夏の甲子園で、田中を擁する駒大苫小牧と対戦。快投で37年ぶりとなった決勝引き分け再試合を制したが、プロ入りを固辞し、早大に進学した。

 一方の田中は、06年のドラフト1巡目で楽天入り。その後、誰もが知る活躍を見せており、10年にドラフト1位で日本ハムに入団した斎藤氏は、ついに芳しい成績を残すことができなかったのとは対照的だ。

 そんな斎藤氏がプロ入りするタイミングについて改めて考えさせられる動画があった。プロ野球のOBが1300人所属している「プロ野球OBクラブ」のYouTubeチャンネル〈プロ野球OBクラブチャンネル〉に、広島、巨人で活躍した川口和久氏が出演した11月15日付け投稿回である。

 それによると、川口氏は高校時代、当時ロッテの監督だった金田正一氏(故人)から直接電話を受け、川口氏はロッテ入りを切望されたそうだ。が、まだ体力に自信が持てずに固辞し、いったん社会人野球の道に進んだという。

 入社したデュプロでは野球だけではなく、営業職として働くことも義務付けられていたが、月末になると節約のため、大阪では安価で手に入るというタコ焼きで3食明け暮れたこともあったとか。しかし、その3年間の苦労と、飛び込み営業も1日に20件こなしたという営業職で培った人間観察力がプロ入り後に活かされたのだと強調したのである。

 ひるがえって現在、巨人の1軍投手チーフコーチの桑田真澄氏は、かつて、大学進学希望を一転させ、高卒から巨人入りした経緯がある。しかし、甲子園での大エースも、1年目は2勝にとどまった。その後の大活躍は周知の通りだが、デビューイヤーはいかほどの苦労を味わったか…。

 斎藤氏は、川口氏に近い選択をしたと言えそうだが、桑田氏のような「苦労」が必要だったのかどうか。「人生の決断」について、いろいろと考えさせられる動画であった。

(ユーチューブライター・所ひで)

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