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新庄剛志の20年以上前に!?権藤博が選手に「監督」と呼ばせなかった理由とは

 日本ハムの新監督に就任した新庄剛志氏。自身を「監督」ではなく、「BIG BOSS」と呼ばせるなど奇抜なアイデアと、「優勝は目指さない」といった常識を覆す驚きの発言から世間の注目は尽きない。

 そんな新庄監督同様、自身を監督と呼ばせず、しかも素晴らしい戦績を収めていた監督が20年以上前にいた。

 中日ドラゴンズで活躍した元プロ野球選手で、1998年から横浜ベイスターズの監督を務め、3年間すべてAクラス、1年目には日本一にも導いた権藤博氏である。

「巨人三本柱」で活躍した元プロ野球選手・槙原寛己氏のYouTubeチャンネル〈ミスターパーフェクト槙原〉に権藤氏が出演した際、監督時代、選手に「監督」とは呼ばせず、「権藤さん」としていたそうで、そのユニークな理由を、こう振り返っている(12月2日付け投稿回)。

「監督なんてね、どうせ2、3年でクビになるんだから、今まで『権藤さん』だったんだから、そのまま『権藤さん』って言っておけ。2、3年経ったら、また『権藤さん』って呼ぶに決まってる…」

 誤って「監督」と呼んだ選手には1000円の罰金をとるとも言っていたそうだ。これは1万円も溜まれば、その選手の奥さんに手紙をつけて送ろうとの配慮だったようだが、すぐに呼ばなくなり、実際には罰金は誰からもとらなかったようだ。

 ともあれ、権藤氏の独特のルールが幸いし、和気あいあいとしたムードから、当時、一度火がついたら止まらないマシンガン打線が誕生したのであろう。

 新庄監督がこの、“監督と呼ばせない効果”を知っていたのかどうか。もしかしたら、北海道に「ニューマシンガン打線」が出現するかもしれない…?

(ユーチューブライター・所ひで)

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