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記事全文を読む→サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「ブレイズアトレイルが本格化」
今週は東京で「東京新聞杯」が行われる。過去5年で1番人気が1度しか馬券になっていない、荒れ傾向の別定重賞。冬場だけに実績よりも状態重視だ。一方、京都の「きさらぎ賞」は、少頭数だけに点数をしぼって勝負したい。
東京新聞杯の過去10年を振り返ってみよう。1番人気の成績は〈2116〉。半数の5回が馬単で万馬券(馬連では4回)となっている。08年には3連単で254万円、09年も88万8960円という高配当が飛び出した。
別定戦なのになぜ? と思いたくもなる。ここで今期のスタートを切る休み明けの人気馬が多くいるからだろうか。調整が難しい厳寒期。いつもどおり調教を重ねていても、結果的に重め残りというケースは、よくあることだ。
今回も、ここが休養明けになる馬は少なくない。コディーノ、サトノギャラント(2カ月半)、ショウナンマイティ、ダノンシャーク、ホエールキャプチャなどの人気どころも、久々の実戦が、どう出るか。当日の体重、気配には十分注意を払いたい。
これら有力どころを含め、ざっと顔ぶれを見てみよう。京都金杯を制したエキストラエンド、今後の活躍が見込まれるコディーノら明け4歳勢が、ショウナンマイティ、ダノンシャークなどの既成勢力にどう立ち向かうのか、という対立構図が見て取れる。牝馬同士によるヴィクトリアマイル、そして、春のマイル王を決定する安田記念を占う意味でも、見逃せない一戦であることも確かだ。
前述したように、調整の難しい冬場であることと、高い能力を持つ馬が多いことで、馬券的には難しい一戦だ。
人気馬が凡走するケースが多いことを思うと、穴党としては使われて順調にきている馬に目をつけたい。
最も狙ってみたいのは、ブレイズアトレイルだ。
前走の京都金杯を振り返ってみる。一息入ったあとで18キロ増と重め残りで11着に敗れた前々走のリゲルSから、わずか2キロ減の体重。パドックではイレ込み気味で、これはダメかと思われたが、レースではそれまでと違って行きたがる面もなく折り合い、見せ場を作って勝ち馬とコンマ3秒差の4着と頑張った。これは成長の証しと見たい。
当初は体質がひ弱で、連続して使えない弱みを抱えていたが、昨年夏から急激な良化ぶりを見せ、500万平場──1000万特別──準オープンと3連勝。その勢いでGIII富士Sに挑み、5着と敗れはしたが、今回も人気になる勝ったダノンシャークとコンマ2秒差の勝負をしている。こうした実績を踏まえれば期待できるのではないか。
今回は2カ月の休養を挟んで叩き3戦目。この中間も休まず乗り込まれており、1週前の追い切りも軽快そのもの。馬体をスッキリと見せていることからも、持てる力を存分に発揮してくれるはずだ。
血統的背景も強調していい。祖母はGI秋華賞を勝ったファビラスラフイン(ジャパンC2着)で、曾祖母メルカルも仏GIカドラン賞の勝ち馬。近親、一族にも活躍馬が多くいる良血なのだ。
「本格化してきた。これからが楽しみ」
と、藤岡健調教師をはじめ、厩舎関係者は口をそろえる。自在の脚質も魅力。晴雨にかかわらず狙ってみたい。
前述した有力、人気どころが相手となるが、もう1頭注目したいのがレイカーラだ。
過去10年、牝馬は12頭出走して連対を果たしてはいない。しかし、この馬は軽く見るべきではない。
ダノンシャークの妹という良血で、ターコイズSを勝って勢いに乗っている時。中間も順調そのもの。前走から1キロ増の斤量がどう出るかだが、相手なりに走る勝負強さは特筆もの。一票投じたい。
◆アサヒ芸能2/4発売(2/13号)より
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