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記事全文を読む→宮崎謙介<巷の陳情>突撃調査隊「予約しても医療機関で長時間待ちます」
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医療機関の待ち時間が長すぎてたまりません。今はまだコロナ禍ということもあり予約制で、患者が減っている時期もありますが、予約制のくせに待たされることの多いこと。初診時などはたくさん質問が羅列された問診票をその場で記入し、さらに診察でも会計でも待たされます。どうにかならないものですか。
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医療機関に行くと「問診票を書いてください」と紙を渡されてボールペンで書いて提出する。あのシステムって何なのでしょうね。
特に小児クリニックでだいぶ待たされると、子供が苦しそうにしているんだから、ホントに早くしてほしいと感じますね。
僕もこの件を疑問に感じたことがあるんです。知り合いの医師にそれをぶつけたところ、医師たちはとっくに疑問に感じていた、ということでした。そしてその医師が言うには、
「さらにその場でカルテを打ち込む時間も加わるので、倍々で時間がかかってしまう。時間のロスは著しいものです。そこで解消のために『AI問診』に乗り出しています」
具体的には、「AI問診ユビー」というウェブ問診システムを使うらしいのですが、スマホやタブレット、パソコンを使って事前に受診相談。患者は気になる症状についての質問に答えるだけで、関連する病気やその対処法、近くの医療機関を無料で調べられるという画期的なサービスだそうです。
そういえば橋本岳議員が厚労副大臣の時、彼にそのシステムを紹介されたことを思い出しました。実際に橋本さんが入力してみた結果、なんと橋本龍太郎元総理(岳さんのお父さんですね)が亡くなられた際の病名と同じ、未病注意勧告が出たんだと。曰く、
「親父が倒れた時、医師たちが大勢集まって、ああでもないこうでもないと3時間も議論し、最後は議論が尽き果てて『えいや!』とお腹を切ったらもう手遅れだったんだよ。あの頃にこのシステムがあって、もっと早くに親父の未病がわかっていたら、今頃まだ生きていたんじゃないかな」
このサービスが提供され始めたのは、4年ほど前。昨年は全国47都道府県の医療機関での導入を達成し、その数は500以上になっているとか。当初は主に大きな病院での導入が多かったのですが、今ではクリニック、診療所などかかりつけ医での活用も広がっているようです。
ちなみに東大病院の医師とエンジニアが開発した、「AI問診ユビー」が20年の第3回日本サービス大賞で、厚生労働大臣賞と審査員特別賞を受賞しています。医療が発達している現代にあって、ありそうでなかったサービスだったというのが驚きですね。
先ほども言及しましたが、コロナ禍なので待合室が密になるのは、やはり避けた方がいいでしょう。とはいえ、全てをAIに任せるわけにはいきません。最後はキチンと医師が顔色や雰囲気、肌感などで判断することが大切だと考えます。
宮崎謙介(みやざき・けんすけ)◆1981年生まれ。早稲田大学商学部を卒業後、日本生命などを経て12年に衆院議員に(京都3区)。16年に議員辞職後は、経営コンサルタント、テレビコメンテイターなどで活動。近著に「国会議員を経験して学んだ実生活に即活かせる政治利用の件。」(徳間書店)。
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