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記事全文を読む→日本名輪会・山口健治の「江戸“鷹の目”診断」/競輪に専念できる脇本に死角ナシ!
【「玉野記念」ヤマケンが注目する「決勝戦進出」有力候補12人!】◎脇本雄太/○吉田拓矢/▲松浦悠士/△取鳥雄吾/佐藤慎太郎/岩津裕介/柏野智典/神山拓矢/和田圭/武藤龍生/吉澤純平/太田竜馬
自転車競技と“二足のわらじ”をはいていた実力者が本業に専念すれば、対戦相手には脅威になる。
「玉野記念」(3月26日【土】~29日【火】)は、2年ぶりの本場開催になる。バンク改修のためで、それに伴い、選手宿舎を兼ねたレースが観戦できるホテルも初日にオープンする。メンバーは充実しており、熱戦が相次ぐ4日間になりそうだ。
“先行日本一”の名にかけて、脇本雄太が逃げ切りを決める。3カ月半ぶりの実戦だった奈良記念(【1】【1】【1】【7】)で復調をアピールし、続く前走のFI大宮は圧巻の完全Vを飾った。自転車競技を引退して競輪に専念する実力者に、死角は見当たらない。
対抗は吉田拓矢。地元の全日本選抜は気合いが空回りしたのか、予選敗退に終わった。ここは吉田─吉澤純平─神山拓弥で結束する強力関東トリオ。脇本より先に仕掛ければ、わずかだが逆転の可能性もある。
あとは手厚い中四国勢が有利な松浦悠士の連覇と、ホームバンクで取鳥雄吾の台頭があるとみた。
印は回らなかったが、岩津裕介は押さえておきたい。コース取りが巧みな追い込み選手は、地元ラインの要でもある。
【大穴この1車】末木浩二(山梨・109期)。
昨年10月から2月の5カ月間に毎月1本は万車券を演出している。それも完全優勝を飾った12月岸和田決勝戦の7万円超を筆頭に、FIの4本は3万円をオーバーしているのに、全日本選抜(【9】【2】【2】【9】)の2本は1万円超と2万円。人気にならないGI戦のほうが配当は低かった。S級が5人の山梨では、ただ1人の1班選手。関東ラインでも好位は主張しにくく、車券に絡めば好配当は必至だ。
【狙い目の伏兵3人】
前走が119期による名古屋のルーキーチャンピオン(7着)だった山根将太(岡山・119期)が、地元記念に初参戦する。1月豊橋記念(【1】【9】【1】【9】)では9車立てでも通用することを証明した。師匠の佐伯亮輔(S2)もここを走るのは心強いはずだ。
松岡辰泰(熊本・117期)は、昨年11月のGIII武雄(【2】【2】【1】【2】)の好走が光る。展開やペースを読んで動くようになり、レースに幅が出てきた。混戦抜け出しは十分ある。
松岡と同期の青野将大(神奈川)は、FI3場所連続で予選を勝ちながら準決勝でつまずいている。ただしGIIIは、4場所連続で1次予選を突破している。より強い相手のほうが力を発揮できるのではないか。
山口健治(やまぐち・けんじ):1957年1月、東京都荒川区生まれ。競輪学校38回生卒業チャンピオンとしてデビュー。主なタイトルは日本選手権、競輪祭(2度)。09年1月引退。現在「スポーツ報知」評論家。
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