芸能

周囲を驚かせた渡辺裕之の「震える声」と撮影現場からの「電話攻勢」

 5月3日に自宅地下のトレーニング室で急逝した渡辺裕之さん(享年66)。「ファイト!」「一発!」の決めゼリフのCMや昼ドラマ「愛の嵐」(フジテレビ系)などの嵐シリーズで活躍し、女優・原日出子とのおしどり夫婦ぶりでも知られた。共演者などからは、その人柄を偲び惜しむ声が上がっている。

 歌手・泉谷しげるはバラエティー番組で「本当にかっこいいですよ、当時、若いから…。ところがですよ。銃を撃つんでも何でもすごい憶病で、もう耳をふさいで『やだ』ってぐらい。びっくりしちゃって、あまりに人間が違うんで。見た目と」と、たくましい体つきとは真逆の繊細な一面を語った。

 歌手・タレントのはいだしょうこは、インスタグラムにツーショ写真を公開。「俳優さんとご一緒で、緊張していた私に、『普段、なんて呼ばれてるの?』とはじめから気さくにお話しして下さり、呼び方を決めたり」「ロケ中も、私が苦手な部分はすべて引き受けて下さったり、カメラが回っていない時でも、音楽のお話をしたり、ずっとずっと、気にかけて下さいました。ロケが終わってからも、ご連絡下さったり、本当に本当にお優しい方でした」などと渡辺さんの思いやりを感じる裏話を綴った。

 しかし、繊細で優しい性格が裏目に出たのか、ここ1、2年は落ち込んでいた、との証言も出ている。

「ライブでは震えながら『どうしても自信がもてない』と口にし、ドラマの撮影現場からは原さんに頻繁に電話をかけていたそうです。1、2年前に会ったライターによると、取材中、ずっと貧乏揺すりをしていて驚いたそうです。顔では笑っていても、内面では必死で不安に耐えていたのかもしれません」(雑誌記者)

 コロナ禍で仕事のオファーが減っていたとの報道も。

 1年前にはYouTube〈ゆきチャンネル〉を始め、ひょうきんで楽しい素顔も披露していた。しかし登録者数は2050人(5月9日現在)となかなか増えなかった。そうしたことの積み重ねが、渡辺さんを苦しめたのだろうか。これ以上、コロナの犠牲者が増えるのはもうたくさんだ──。

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