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記事全文を読む→サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「フェアリーポルカが波乱演出」
今週は北海道開催がメインと言っていい。函館競馬は今週をもって終了し、来週から札幌に場所を替えるが、今週末の重賞は函館のみ。2歳馬による最初の重賞、函館2歳S(芝1200メートル)が16日【土】に、そして函館記念が最終日の17日【日】に行われる。
ハンデ戦はどの重賞でも一筋縄では収まらないが、この重賞は尋常ではない。結果が順当だと、かえっていぶかしがられるほどだ。それぐらい、よく荒れるレースとして知られる。
馬単が導入されて以降、これまでの20年間、その馬単による万馬券は実に半数を上回る11回を数える。一昨年は15番人気のアドマイヤジャスタが勝ち、2着に13番人気のドゥオーモが入り、馬単で27万7090円(馬連は13万1670円)の高配当。俗に言う“ハネ万(100円の投入で10万円超の連勝馬券)”が飛び出したのは記憶に新しいところだろう。
その際、当欄でもドゥオーモに重い印を回したのだが、今年もズバッと当てたいところだ。とにかく穴党としては、より力が入る重賞である。
さらにデータを見てみよう。過去20年間で1番人気馬は3勝(2着2回)、2番人気馬は5勝(2着2回)と、人気勢が総崩れになるケースが少なくないことがよくわかる。
年齢的には他の重賞と比べて古豪の活躍が目立っている。10歳馬が2着したこともあるが、過去20年で7歳馬が4勝(2着4回)、8歳馬が1勝(2着3回)していることは、頭に入れておいていい。とはいえ、充実目覚ましい5歳馬が最も連絡みしており7勝(2着6回)と、他の世代を大きく上回っている。
だからだろう、ハンデは重い斤量を背負う馬がよく連絡みしている。56キロ=8勝(2着2回)、55キロ=5勝(2着3回)は納得だが、57キロが1勝(2着4回)、57.5キロと58キロの馬がともに1勝(2着1回)と頑張っているのは特筆してよく、53キロ以下の軽量馬には勝ち鞍がない。
とにかく難解この上ない一戦だが、最も期待を寄せたいのは、フェアリーポルカだ。
20年春に中山牝馬Sと福島牝馬Sを連勝した実力派だが、以前の勢いは感じられず、また、近走の成績も悪いことから人気はない。しかもここは3カ月ぶりの実戦。このところ鉄砲実績も悪く、好走を期待しづらいとみられて当然だが、だからこそ、穴党としては格好の狙い馬になる。
というのも今回は、この中間、実に意欲的に乗り込まれており、陣営の意気込みが伝わってくるからだ。
もともと気がいい仕上がり早の馬で、久々でも好走実績があったほど。2週前に栗東トレセンでびっしり追われた追い切りは文句なく、1週前の追い切りも軽快でリズミカル。持てる力を出せる仕上がりにあるとみた。
「馬体に張りがあって、いつになく好状態。函館は合うイメージ」
とは厩舎関係者が口をそろえるところ。であれば、期待できるのではないか。
トゥザヴィクトリー(エリザベス女王杯)ほか近親、一族に活躍馬がズラリといる血筋。ハンデは恐らく54~55キロ。函館コースは昨夏のクイーンS(芝1800メートル、4着)の一戦のみで好走実績はないが、今回はもっとやれていい。
穴はモンブランテソーロだ。1年ぶりとなった前哨戦の巴賞は5着に敗れたが、勝ち馬とはコンマ3秒差の好内容。使われての変わり身を見込んでよく、一発があっていい。
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