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元舞妓が「芸者の闇」をタブー告発!(1)きっかけは義父からの暴力

 舞妓業界の“深すぎる闇”を告発した、元舞妓のkiyohaさんのツイートが話題になっている。舞妓や芸妓など、お茶屋の世界では、誰もが口をつぐむほど「人身売買」がはびこっているというのだ。アサ芸は、花街を逃げ出してきた元舞妓を直撃。闇に隠れたその生々しい実態を告発してくれた。

「花街」とは、舞妓や芸妓遊びの店が集まる場所のことを指す。それぞれの花街には特徴があり、舞妓や芸妓が置かれている環境もしきたりも違う。

 舞妓というのは、15歳から20歳までの年齢で芸妓修行に励む女の子たち。花街にいる舞妓、芸妓が学ぶ三味線や舞踊などの芸事は、京都ならではの伝統文化である。さらに彼女たちの存在そのものが京都の風物詩とも言えよう。京都市や京都の観光を一手に取り仕切る官公庁などとの関係も深く、そう簡単にこの話題に踏み込めないのが現実だ。

 今回、そんな閉鎖的な社会で様々な体験をした、元舞妓のM美さん(21)とコンタクトを取ると、10代で体験した「特異な世界」の闇を語ってくれた。

──どうしてまた、舞妓の世界に入ろうとした?

「幼い頃に義父から暴力を振るわれていました。母親は見て見ぬふり。15歳になった頃、人づてに舞妓であれば住む家もあるし、1日3食が食べられて、15歳でも受け入れてもらえると聞いたんです」

 お茶屋組合の核となる「おおきに財団」こと「公益財団法人京都伝統伎芸振興財団」やお茶屋のホームページを閲覧すれば、舞妓の募集や派遣のページがあった。ツテのない彼女は、ホームページから応募。一刻も早く、親元から離れたかったという。

「15歳では行く所もないですし、地味な自分でも華やかな世界で活躍できる。きれいな着物だって着られるし、街でチヤホヤされると思ったんですよね。それがバカでした」

──それから、どのような流れで置屋に所属したの?

「3月に中学を卒業して、自分を厄介払いしたかった母親に頭を下げ、愛知から京都まで来てもらって、お茶屋の女将さん(おかあさん)に会って一緒に面談。即日、女将さんから(雑用をこなしながら作法を学ぶ)《仕込みさん》としての所属を認められました。置屋に入ってから1週間は様子見の状態。やっぱりあまりの環境の変化には戸惑いますから、その時点で逃げ出す子もいるみたいです」

──そこからは?

「置屋に住み込んでの共同生活で、女将さんから厳しく芸事や所作、立ち居振る舞い、京言葉、お座敷での会話、気配りなどの礼儀作法を叩き込まれます。怒られることはしょっちゅうです」

 舞妓には、仕込みさんの間に同じ置屋で姉分にあたる芸妓と「姉妹」の盃を交わすというしきたりがある。交わした姉妹の関係は花街で仕事をする限り続き、「姉さん」と慕われる芸妓は仕込みさんを実の妹のように面倒を見るのだ。こうした環境で、舞妓を一人前に育てあげる。彼女の姉は、いまだに芸妓としてお座敷に立っているそうだ。

──置屋の日常生活とは?

「7時起床で、洗濯や部屋の掃除、風呂掃除など日常生活のことを4人の仕込みさんと行います。さらに、舞妓さんがお座敷へと向かう時にタクシー運転手さんに渡す《寸志袋づくり》もやりますね。それからは、女将さんや姉さんのお遣いです。夕方からは、舞妓さんや芸妓さんたちがお店に出るので、着物の着付けのお手伝い。姉さんたちの身支度が終わると、私たちが荷物を持って、お座敷があるお茶屋さんまで送っていきます。深夜に姉さんたちが帰ってきてお風呂に入れば、やっと私たちもお風呂に入れます」

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