社会

小保方晴子 涙の反論会見では発見できなかった真相(2)小保方氏を擁護する理研の上司との関係

20140424b

 小保方氏にコロがされたのは理研の“上司”たちも同じだろう。ただ、科学者の矜持ゆえか、夢から覚めるのも早かった。

 論文の共著者である山梨大学教授の若山照彦氏は疑義が持ち上がると、いち早く論文の取り下げを進言した。また、同じく共著者である理研CDBプロジェクトリーダーの丹羽仁史氏は、4月7日の再現検証チームの会見に出席。それまで沈黙を守ってきたが、「論文の構成を助言する立場であり、直接、実験はしていない」「(STAP細胞は)あくまで一つの仮説」と、小保方氏を見放すような発言をしている。

 しかし、論文の共著者の中で、まだコロがされている科学者もいる。理研CDB副センター長の笹井芳樹氏だ。一部報道では小保方氏との“不適切”な関係が指摘され、会見でも小保方氏が完全否定した、あの人である。全国紙科学部記者はこう話す。

「問題になった論文の出来映えから、実質的な執筆者は笹井氏だと言われています。となると、ほぼノーチェックで小保方氏の出してきたデータを論文にまとめたということになります」

 今週中にも笹井氏は会見を開き、あらためて弁明する予定だが、事前に取材に答えた朝日新聞の報道では、反論会見を受けて「彼女の率直な考えや気持ちが述べられたと思う」「私の指導不足もあると思い、たいへん心を痛めた」と答えている。

 そして、笹井氏は論文の撤回は妥当としながらも、「(他の万能細胞である)ES細胞では説明のできないことが多すぎる」「STAP細胞が存在しないなら、私たちが再立証に力を入れる必要はない」と、小保方氏の「STAP細胞はあります」という主張に同調しているのだ。

 理研内部では2人の関係を、小保方氏と笹井氏のイニシャルをもじって「O─S結合」と呼んでいるという。もちろん、酸素(O)と硫黄(S)の掛け合わせで「排気ガス」という皮肉が込められている。

 もはや、2人の関係はそんな皮肉が通用しないもので、もっと“黒い欲望”で結合していたとさえ言われているのだ。

 STAP細胞は13年4月に米当局に特許出願されている。出願者は理研と東京女子医大などで、発明者は小保方氏と笹井氏ら7人の名前がある。論文発表以前に、こうした国際特許を目指して出願されるのは、科学の世界では常識となっているという。

 科学ジャーナリストの寺門和夫氏はこう話す。

「かつては違ったが、現在、各国の特許制度は出願の時期が早いほうに、優先的に認められることになっていて、特に産業化される見込みのある科学的な発見や発明は論文発表前に出願をするのが常識的となっています。日本の権利を守るためには、正当な出願だったと言えるでしょう」

 しかし、この特許出願にも疑惑が浮上している。

 科学部記者が説明する。

「論文調査の中間発表後、小保方氏は取り違えが指摘されていた画像4枚の訂正画像を提出しています。その訂正画像は14年2月19日に撮影したとされていたのですが、そのうちの1枚の画像が特許出願の書類にあったのです。画像には撮影した日時を示すタイムスタンプが押されるのですが、小保方氏がこれを改ざんした疑いが浮上。すると、理研は突然、訂正画像の公開をやめたのです」

 青色発光ダイオードの特許訴訟では、発明の対価は約600億円と認定された。巨額の利権で2人が結び付いていた可能性すら否定できないのだ。

「発光ダイオードの特許訴訟を受けて、現在では発明者となる科学者と出願者となる企業、研究所は特許権を巡って厳密な契約を結びます。つまり、特許権を発明者が出願者に差し出す代わりに、相応の対価を得る契約を結ぶのです。理研も同様で、特許で得られる利益を笹井氏や小保方氏が、そのまま得られることは考えにくい。ただ、特許を出願するだけで企業から潤沢な研究費が注がれますし、理研が支払う2人の給与が大幅にアップするという可能性はありました」(科学部記者)

カテゴリー: 社会   タグ: , , , , , , , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    高血圧・高血糖・高血中脂質が1つでもあると、動脈硬化につながる「トリプルリスク」になる!?

    Sponsored
    102085

    いま、アラフォー世代を中心に、「トリプルリスク」の危険性が叫ばれている。「かくれ肥満」を提唱し、メタボに警鐘を鳴らした医師の岡部正さんによると、「高血圧・高血糖・高血中脂質のうち、どれか1つでも該当すると他の2つも悪くなる可能性がある」そう…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , , , |

    認知症の予防に期待!? 世界初、九州大学がプロポリスの認知機能向上効果を実証!

    103760

    九州大学大学院歯学研究院の武洲准教授と倪軍軍助教の研究グループは、中国青海省人民病院との共同研究において、ブラジル産プロポリスが中国チベット高原に住む健常な高齢者の認知機能低下並びに全身性炎症の改善効果をもたらすことを明らかにした。臨床研究…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    高血圧のスペシャリストが教える血圧を下げる6つの裏ワザ

    40代以上の男性の6割が、高血圧と言われる中、「深呼吸」など簡単な方法で、みるみる血圧を下げることができるというマニュアル本が話題となっている。高血圧のスペシャリストが教える“血圧を下げる秘策”とは──。「数字ばかりが独り歩きし、『降圧剤、…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
山口達也に続きさんまも「標的」に!? 泰葉の“便乗商法”に世間はウンザリ
2
西城秀樹「急逝報道」での安藤優子“ナマ号泣”に視聴者から冷ややかな声が!
3
坂口杏里、踊り子デビューも「集客方法」が前代未聞レベルの必死さ!
4
“下腹部のスジ”見えた!? フジ鈴木唯、脚開き連発に男性視聴者が大興奮
5
酒好き美女7人の「酔い乱れ」現場(1)説教モードに入る新垣結衣