政治
Posted on 2022年08月30日 05:53

旧統一教会「永田町完全支配」の衝撃実態(1)現役信者が怒りの暴露

2022年08月30日 05:53

 まさにズブズブの底なし沼ではないか。新閣僚のうち8人が旧統一教会や関連団体と関係していたことが判明。しかも、党三役の政調会長までもが新人アイドル候補と詣でて支援を要請する癒着ぶり。第2次岸田内閣を人気底割れの“ドロ船”に追い込む「永田町完全支配」の驚くべき実態とは──。

 8月10日に発足した第2次岸田内閣の布陣が波紋を広げている。

 政治部デスクが呆れ返って言う。

「まさかここまで統一教会が浸透していたとは驚きです。当初、内閣改造は9月に入ってから行われると見られていました。国会議員にとって、お盆は里帰りして地元後援会などを回る時期だけに、この時期の改造は異例。前倒しで行われたのは、安倍(晋三)元総理の暗殺事件で浮き彫りとなった統一教会と政治家の関係を払拭することが急務だったためでしょう」

 しかし、新内閣の発表を受けて行われた「読売新聞」の世論調査では、内閣支持率51%。前回調査より6ポイント下げるという見るも無残な結果となった。

「それもそのはず、国民の怒りは霊感商法による被害やカルト2世の闇を抱える旧統一教会に向けられている。それにもかかわらず、約半数の閣僚が旧統一教会となんらかの関係を持っていたことをあっさり認めたのです。ここまでくると、旧統一教会と関係した議員を排除しようにも数が多すぎて刷新内閣ができなかったとしか思えない」(政治部デスク)

 その旧統一教会と接点を持つ新閣僚と執行部9人衆はページ下部にズラリ掲げた通りだ。

 中でも経産相から党三役へスライド人事となったものの、いきなり崖っぷちに立たされたのが萩生田光一政調会長。8月17日発売の「週刊新潮」で〈萩生田がつないだ「カルト」と「生稲晃子」〉と報じられたのだ。

 政治ジャーナリストが指摘する。

「先の参院選で、東京選挙区で出馬した生稲晃子参院議員(54)を伴い、統一教会関係団体である『世界平和女性連合』の施設を訪問していたことがスクープされています。公示の2日前というタイミングだけに、新人候補の選挙支援を要請したことは明らかです。萩生田氏は12年から6回にわたり、この団体に会費1万5000円、計9万円を支払っている。これは『祝電を送る』『会合に出席する』よりも結びつきが強く、選挙での支援要請は“特濃関係”を意味します」

 そのご加護があってか、見事初当選となった生稲氏は「統一教会の関連施設とは知らなかった」としどろもどろ。やはり新人議員を道連れにして“カルト洗礼”まで施したのは萩生田氏の所業だったという。

「萩生田氏が統一教会に傾倒したのは09年の衆院選で落選したことがきっかけだったと言われている。自民党が下野したことで、支持を翻す宗教団体もあったが、統一教会は見返りを求めずにひたすら選挙活動をする貴重な存在だったと言います」(ジャーナリスト)

 落選から3年後の12年に国政選挙で復帰を果たした萩生田氏。浪人時代からの「蜜月13年」はそう簡単に消せるものではない。

「今回のスクープで恐ろしいのは、旧統一教会の現役信者が萩生田氏と教会の親密関係を暴露していることです。ボランティアとして選挙運動に関わっているだけに、議員の情報を握っているのは信者のほう。むやみに『自分は関係ない』『今後は縁を断つ』などと宣言すれば、怒りを買って濃い関係を暴露されかねないのです。実際、萩生田氏も30年以上前の市議会議員の時代から教団と関係があったという証言も出てきています」(デスク)

 生殺与奪の権を握られている議員は他にもいるに違いない。

萩生田光一(58・政調会長):6月の参院選で生稲晃子の選挙支援を関連団体に要請。12年から6回にわたり継続的に「世界平和女性連合」に会費計9万円を支払い続ける

寺田稔(64・総務相):18年に都内で開かれた「国際勝共連合」の50周年記念式典に招待される。本人は不出席ながら、式典会費2万円を支払ったことを認める

林芳正(61・外務相):当初「旧統一教会とはなんら関わりがない」と潔白を主張。しかし、内閣改造後、12年に教会と関係が深い「世界日報」の取材を受けたと修正報告

加藤勝信(66・厚生労働相):16年、18年に「世界平和女性連合」に会費計3万円を支払うも「たまたまご案内をいただいた」と弁明。18年の関連団体イベントにも秘書が代理出席

高市早苗(61・経済安全保障担当相):01年に「世界日報」が発行する月刊誌上で政治評論家・細川隆一郎氏(故人)と対談。「今ほど活字媒体の背景を調べることは困難な時代でした」と苦しい言い訳

西村明宏(62・環境相):19年に仙台で旧統一教会関連イベントで自民党宮城県連代表として世話人を務める。「出席の記憶も記録もない。今後は一切関係を持たない」と弁明

岡田直樹(60・地方創生担当相):「関係は一切ない」という説明から一転、「メッセージを出したり秘書が会合に出席していた」と旧統一教会関連団体との関係を認める

山際大志郎(53・経済再生担当相):改造前は疑惑に完黙。留任決定後に一転関係を認める。11年に関連団体イベントに参加。13年に会費1万円を支払い、18年イベントに来賓出席

葉梨康弘(62・法務相):就任会見で「関係はない」と潔白を主張。その後08年に関連団体の月刊誌の取材を受けたと判明。「旧統一教会系の雑誌とは全然知らなかった」と逃げの一手

※役職は8月19日時点のもの

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