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記事全文を読む→マッチングアプリが駆逐した「必要性を感じない」夜の店「二極化」の現実
夜の店と聞いて、真っ先にキャバ店やスナックを思い浮かべる人は多いだろう。若く美しい女性の接待を受け、大金を使うのは、古くから男のステータスでもあった。だがここ最近、街を歩いてみると、明らかにその軒数が減少しつつある。
その一方で目立つのが、ガールズバーやメイドなど、コスプレをした女の子と飲めるコンセプトカフェ(写真は、コンセプトカフェやガールズバーの客引きが目立つ大阪ミナミ)。なぜ今、キャバ店は衰退しつつあるのか。実際に調査を行うと、
「会社の飲み会に参加しない、いわゆる『職場飲み会離れ』で、若い人が来なくなったんです。もともと女の子目当てで飲みに来ていた中高年の男性客が、コロナ禍で出歩かなくなったことも原因ですね。コロナ禍で接待経費が使えなくなったことも、大きいと思います」(大阪の接待嬢)
ひと昔前であれば、新社会人は会社の上司に連れられ、あるいは接待と称してキャバ店に連れて行かれ、遊びを教わった。だが今は、上司が無理に飲み会に誘うことはパワハラにあたるため、職場の飲み会は格段に減ってきているという。
だが、ガールズバーやコンセプトカフェは、男性の若者客で溢れている。コンカフェに来ている20代の男性客は、キャバ店に行かない理由を、次のように語った。
「だって、高いじゃないですか。女の子とお酒を飲むだけなのに、1万円以上も払いたくないんですよね。それに今は女の子と飲みたければ、マッチングアプリですぐに出会える。友達と飲んでいて女の子と飲みたくなっても、3000円程度のコンカフェやガールズバーに行けばいい。(わざわざキャバ店に行く)必要性を感じませんね」
マッチングアプリの普及により、女性と手軽に出会うことができる今時の若者にとって「いい店でいい女性と飲みたい」という願望は、古いと感じるのかもしれない。ハイブランドを持たず、手頃なプチプラ(プチ・プライス)で済ませる若者たちの指向は、夜遊びにも反映されているのだった。
(カワノアユミ)
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