スポーツ
Posted on 2022年11月12日 05:58

巨人・川相昌弘コーチが明かした大久保博元コーチからの「深夜の切迫電話」

2022年11月12日 05:58

「元々、巨人でプレーして同じ釜の飯を食った仲間とはいえ、お互いに現役を退いて、他球団のコーチになってからも、コンタクトを取り合っていたとは。そのあたりがソツのなさかもしれませんね」

 球界関係者がこう語るのは、巨人・大久保博元打撃チーフコーチのことである。この新人事に「ボクはすごくやりやすくなりました」と明かしたのが、川相昌弘総合コーチだった。

 11月8日、巨人OB・岡崎郁氏のYouTubeチャンネル〈アスリートアカデミア【岡崎郁 公式チャンネル】〉に出演した川相コーチが言及したのは、大久保コーチの新たな取り組みについてだ。

 10月の秋季練習で、大久保コーチが課したのは、バント、エンドラン、進塁打など15の打撃練習。いずれかを失敗した時点でイチからやり直すというもので、岡本和真、坂本勇人ら主力選手も参加していた。

 川相コーチによれば、例えば巨人の2軍監督時代のキャンプで、1軍選手のバント指導の要請を受けることはあっても、シーズンが始まると、わざわざ1軍の選手に指導するのは難しくなる。しかし、大久保コーチは西武コーチ時代にも実践していた「15の打撃練習」を巨人でも取り入れ、自然な流れでバントの指導にあたっている。それが「やりやすい」のだと。そして川相コーチは、こんな裏話も明かした。

「(大久保コーチが)西武のバッティングコーチをやってる時に『ちょっとバントのこと、聞きたいんですけど』って夜、何回か電話かかってきたことがあって。その日、失敗した選手の話をして『どうやったらいいですかね』とか…」

 大久保氏が西武でコーチを務めたのは08年、10年。この時、川相コーチは中日でコーチ、2軍監督の職にあった。

 はたして来季の巨人は、ガラッと変わるのかどうか。

(所ひで/ユーチューブライター)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/7/22発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク