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NHK紅白が飛びついた「きつねブーム」副産物に日本ハムが胸を撫で下ろすワケ

 とうとう年末恒例の「国民的番組」にも進出──。日本ハムのチアリーディングチーム、ファイターズガールズが、12月31日のNHK紅白歌合戦に出演する。

「きつねダンス」と称された、ノルウェーのコメディアン兄弟Ylvisが歌唱する「The Fox」に合わせたコミカルなダンスが、球界で大流行。夏場以降は、全国ネットのバラエティー番組にも呼ばれるようになった。近く、きつねダンスを扱った公式本も発売されるなど「きつねブーム」はまだまだしぼんでいない。球団関係者が言う。

「近年は特に流行りに乗っかりたがる紅白が飛びついたのは、納得できますね。若者の曲でもないし、かといって、家で視聴しても老若男女問わず明るい気持ちになれるパフォーマンス。視聴率の押し上げも期待できるんじゃないですか」

 今年の「新語・流行語大賞」にノミネートされ、先日放送された「プロ野球珍プレー・好プレー大賞2022」(フジテレビ系)にも登場して話題を呼んだ。チームは最下位でファンを悲しませたが、思わぬ副産物の場外弾で、球団は「帳尻合わせができた」と胸を撫で下ろしていることだろう。

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