社会

兵庫県議・野々村竜太郎 号泣「うわぁぁぁ」会見で明らかになった奇人変人歴

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 不審な日帰り出張を追及された兵庫県議が釈明会見を開いた。号泣とともに不規則発言を繰り返した様子は世界を駆け巡り、驚きと笑いを呼んだ。しかし、奇行ぶりはそれだけではなかった!

「誰がでーっ! だでに投票じでもっ! おんななじや、おんなじやおもでぇーーっ! んあっうわぁぁぁあああああ!」

 幼児がかんしゃくを起こしたかのような姿がお茶の間に流れたのは7月1日のこと。しかし、発言の主は47歳の政治家。兵庫県会議員・野々村竜太郎氏の会見での一幕である。

 政治部記者が解説する。

「昨年度の1年間で計195回も『陳情』名目などで日帰り出張をしました。行き先は東京や兵庫県の城崎温泉などです。政務活動費約300万円を使っての出張ですが、領収証はなかった。指摘を受けた野々村氏ですが、釈明会見で日本政治史に残る異常な醜態をさらしたのです」

“笑撃”映像はイギリスやブラジルでも報道されるなど、世界中を駆け巡った。

 野々村氏は、橋下徹大阪市長(45)と同じ大阪・北野高校出身。ここに至る経歴を前出・政治部記者が語る。

「兵庫県西宮市出身で、関西大学法学部を卒業。同県川西市役所に勤務します。市役所の同僚たちは、一様に『変わり者』という印象を持っています。何せ、職場でも周囲の人間に議論をふっかけてわめき散らしては謝る、ということを繰り返していたからです」

 テレビで会見を見た同僚たちは、

「あの頃と何にも変わってへんわ」

 と失笑したという。しかし、07年野々村氏は何を思ったのか、

「職員では改革を実現できない!」

 と一念発起して、川西市役所を退職。同県太子町長選に出馬するも落選する。以降、3回選挙に出馬するがいずれも落選という結果に終わっている。西宮市民がその模様を振り返る。

「あの人、ここいらの町長選に出まくっとったんですわ。08年の西宮市長選に落ちた時は、なぜか祖母の遺影を抱えて会見を開きました。母親と連れ立って、喪服みたいな服やったので、ものすごい奇妙な印象を受けましたわ」

 思いが成就したのは5回目の挑戦となった11年の県議選だった。西宮選挙区から10人が出馬し、最下位で当選するのだが、野々村氏はある「奇策」に打って出たのだった。

 当時、関西圏には橋下氏の「維新」旋風が吹き荒れていた。野々村氏は、高校の後輩である橋下氏に、

「応援に来てくれ」

 と何度も要請したが、あしらわれてしまう。そこで野々村氏は勝手に「西宮維新の会」所属議員と名乗ったのだ。前出・政治部記者が解説する。

「本家『維新』とは何の関係もなく、所属といっても彼一人。本家は大阪府市の二重行政を問題にして『One大阪』を掲げていましたが、それをパクって『ワン西宮』を掲げました」

 当選後、この奇策に気づいた市民たちは、

「パチもんや!」

「バッタもんや!」

 と大激怒したという。初めて開かれた県議会でも野々村氏は“やらかす”。警察常任委員会を希望したものの抽選から漏れると、机を叩いてこう激高したのだった。

「裁判に訴える! 次回は希望をかなえるように誓約書を書け!」

 怒りが収まらない野々村氏は、先輩議員にこんなメールも送っている。

「この恨みは一生忘れない」

 野々村氏はツイッターを使って、みずからの主張を世に発信していた。アカウント名は「ののちゃん県議」。そこで、こんなつぶやきを繰り返していた。

〈わたしは、兵庫県議会に、参加してうれしいなあ! うれしいなあ! うれしいなあ! うれしいなあ! これで、わたしのすべての願望がかなうぞ。これですべての願望がかなうぞ。これですべての願望がかなうぞ。〉

 また、12年1月には、こんな呪いの言葉をつぶやいていた。

〈兵庫県議会が憎い。兵庫県議会が憎い。兵庫県議会が憎い(計11回)

この世界を必ず兵庫県民の信託に応える世界に変えてみせる〉

「他にも議会で、『仏の野々村竜太郎が龍神と化して龍がごとく、議会を焼き尽くす』と意味不明な発言をしたことも」(前出・政治部記者)

 こうした奇人変人ぶりは枚挙にいとまがないが、そんな言動からか、野々村氏は現在も独身。このツイッターでは政治活動の他に婚カツも行っていた。

〈結婚を前提にお付き合いしていただくことができる女性を募集します〉

〈相思相愛で互いに尊重し合える近未来の愛する子どもたちと幸福な家庭を一緒に築ける近未来の妻となる女性とお付き合いしたい〉

 ある兵庫県議会の関係者が語る。

「兵庫県の委託業者である『ひょうご出会いサポートセンター』で、相手になる女性を物色していたようですが、成果はまったく実りませんでしたわ」

 感情の起伏が激しく、一度火がつくと同僚議員や職員にどなり散らしていた野々村氏。議会でも「変わり者」と見られていて、寄り付く人はいなかったという。

「日帰り出張をしていたという城崎温泉ですが、現地では野々村氏を目撃したという情報は一切ありません。カラ出張であることが明らかになれば辞職は確実でしょう」(前出・政治部記者)

 本格的に追及される時、またも号泣で逃げるのか──。

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