ヤクザ社会においても東西を二分するような大規模な抗争事件は過去にない。となれば、火蓋を切った今回のお笑い「第2次東西抗争」が簡単に手打ちになることはないだろう。前出・芸能記者もこう話す。
「引退をイジることを許されているのは、紳助が気を許した一部の吉本の後輩芸人だけです。関東芸人の中では、『爆笑問題』がライブの中で、紳助の引退をネタにしたことはありますが、限られた客の前でのことです。今回は、公共の電波でイジってしまった。その反響は桁違いですよ。しかも、石橋は一度ではなく何度もやっているわけですからね」
ところが、不思議なことに、紳助と石橋はきちんとした共演がまったくない。なぜ、顔を合わせたこともない相手に、石橋はそこまでムキになるのか。
どんな大物も恐れずにイジり倒すのが石橋の芸風ではある。それにしても、ここまで執拗に挑発を繰り返すには、やはり理由があるはずだ。
芸能評論家の三杉武氏はこんな解釈を披露する。
「関東の芸人は巨大な吉本軍団に対して、少なからずライバル心を抱いているものです。特に、石橋の所属事務所は個人事務所で、吉本はテレビ局にさえ影響力がある大資本。そんな悪条件でも成り上がったという石橋の自負がそうさせているのかもしれません。さらに、紳助も石橋も他の芸能人を生かして、笑いを取るタイプですが、石橋は最後まで面倒を見る兄貴肌です。対する紳助は、見切りをつけると、容赦ない態度を示す。そうした、紳助の態度に石橋が怒りを感じていても不思議ではありません」
かつては、紳助もファミリーを抱える「親分」である。当然、売られたケンカを買わないわけがない。
「09年の両者のケンカは、紳助がテレビ局への配慮もあって、自然に収束しましたが、今回は事情が違います。紳助は引退して、今のところは『一般人』ですから、どこにも遠慮する必要はありません。意外な反撃をしてくる可能性だってあります」(前出・芸能ジャーナリスト)
現在の紳助の沈黙は、親分みずからが本格的な「報復」の準備を開始した証左かもしれない。言葉の「実弾」が飛び交い、東西に二分された芸人たちの心を切り裂き、血が流れる‥‥。
紳助親分が一発カマせば、そんな〝惨劇〟に発展することは間違いない。
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