芸能

松本人志「ワイドナショー」降板報道で 「お笑い業界は歓迎ムード」の意外な理由

 ダウンタウン・松本人志の「ワイドナショー」(フジテレビ)降板が「FRIDAYデジタル」に報じられたが、この番組は13年から続く「日曜午前の顔」だった。

 記事に登場する関係者によると「今年3月をもって松本さんの番組降板が決定しました」とのことだ。

 同時に指摘されているのは、降板を決断した要因として、番組内での発言を部分的に切り取ったネットニュースの「キリトリ記事」がモチベーションを低下させていること、さらには視聴率の低下である。

 さらには、中居正広と共演する「まつもtoなかい」が4月から同局でレギュラー化されることから、新番組に本腰を入れたい意向があると、別の関係者が語っている。

 この件について、2月23日に行われた同局の定例社長会見で、大多亮専務取締役が「今、ここではお答えできない」と明言を避けたことから一層、真実味が高まる格好となった。

 SNS上では松本の降板を惜しむ声が噴出している降板報道だが、意外なことに、お笑い業界内では歓迎ムードなのだ。

 吉本興業関係者が語る。

「10年前に月曜深夜枠で放送がスタートした際には、こんなに続くとは誰も思っていませんでした。松本を起用した番組では、大成功したケースだと思います。ただ、近年は『そろそろ潮時なのでは』と業界内で言われていました。松本が時事について話すのは面白いものの、集団的自衛権賛成などの発言から保守的な政治スタンスが垣間見えて『作らなくていい敵』を作ってしまった。結果、『ダウンタウンで笑えない視聴者』が増えたんです。お笑い界としては、今回の報道を歓迎する見方が多いですね」

 動向を注視したい。

(川瀬大輔)

カテゴリー: 芸能   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
あの「号泣県議」野々村竜太郎が「仰天新ビジネス」開始!「30日間5万円コース」の中身
2
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」
3
高島礼子の声が…旅番組「列車内撮影NG問題」を解決するテレビ東京の「グレーゾーンな新手法」
4
「致死量」井上清華アナの猛烈労働を止めない「局次長」西山喜久恵に怒りの声
5
皐月賞で最も強い競馬をした3着馬が「ダービー回避」!NHKマイルでは迷わずアタマから狙え