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記事全文を読む→あの「スーパークレイジー君」地元宮崎市で辻立ち運動中を直撃すると…
WBC侍ジャパンの宮崎強化合宿が開催された2月下旬。宮崎市の中心部「橘通り」の交差点にスーパークレイジー君の姿があった。その明るい茶髪と「本人」と書かれた真っ赤なタスキが人目に付きやすいのか、信号待ちのドライバーや行き交う老人から「あ、スーパークレイジー君がおるやん!」と声をかけられていた。その都度、「ありがとうございます」と笑顔で手を振り、時には小学生の集団からのオファーで写真撮影に応じる場面もあった。選挙ウォッチャーが、これまでの経歴を解説する。
「宮崎市出身で、本名は西本誠。20代で上京してから、銀座のクラブで働いていたそうです。20年に東京都知事選挙に出馬して落選。21年1月に埼玉県戸田市議会議員選挙に出馬して当選しましたが、4月に公職選挙法で立候補者の要件に定められている『選挙区内での3カ月以上の居住実態』について、市の選挙管理委員会に『居住実態がない』と判断されて、当選無効となりました。その後、22年に拠点を地元の宮崎市に移した。すでに今年4月に予定している宮崎市議会議員選挙への出馬を表明しています」
都知事選の泡沫候補から地元市議へ──。辻立ちに励む「本人」に、地元への思いを直撃してみた。
──なぜ宮崎に帰ってきたのか。
「宮崎の魅力を発信する存在になりたい。東国原英夫前知事が就任した頃には、ある種の宮崎フィーバーが起こりました。ただし、その後に続く人材がいたかどうかは疑問です。東国原前知事が辞めてから、宮崎にスポットライトが当たる機会がめっきり減ってしまいました。そんな宮崎の魅力を発信できる議員が1人くらいいてもいいと思います。なるなら自分が適任かと…」
──ズバリ、宮崎の弱点とは。
「給料の安さでしょう。ただ、市民の給料を上げる前にぶつかる課題は、若者が都心部に流れること。民放局が2局しかなくて再放送ばかりのテレビ事情や、仲間と遊ぶレジャー施設に乏しいこともあって、退屈な青少年期を過ごした若者が都会に憧れるのは避けられない。ならば、一度進学や就職で出ていた若者をUターンさせるような施策を打っていかんといけない。例えばゴルフやサーフィンの施設が充実しているので、それらのスポーツイベントの開催頻度を増やして若者を呼び込むのもひとつの手です。また、都内にあるセレクトショップの、アパレルブランド物販会を開いてもいいかもしれません。ネット販売は便利ですが、流行りの洋服を買うために、熊本や福岡まで高速バスで日帰り旅行する若者も少なくありませんからね」
──昨年末には県知事選に出馬して落選した。
「残念ながら、現職の牙城を崩すことはできませんでした。確かに経験の浅い私に県のトップを任せるのは…荷が重いですよね(笑)。とはいえ、定数40人の中の1人を決める市議選なら、自分のことを『ありかも』と考えてくれる人がいるかもしれない」
──毎日、橘通り三丁目交差点に立っている?
「可能な限りですが、昼休みの時間帯に2~3時間の辻立ちをしています。朝と夕にする人もいますが、オフィス街で人通りの増える時間帯の方が効果的でしょうし」
──広報車は自前で用意したのか。
「もともと持っていた車を改造しました。だいたい50万円ぐらいかかりましたね」
こうした15分弱の立ち話の間にも「スーパークレイジー君、応援してます」と車の中からエールを送られていた。異彩を放つ人物の投入で、停滞する南国に変革をもたらすことはできるか。
アサ芸チョイス
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