芸能

2014年上半期「新CM女王」下克上ランキング!(2)地道に実績を積み上げてきた桐谷美玲

20140807m_2

 もう一人の「暫定女王」桐谷は、ジワジワとのし上がってきたタイプ。広告代理店スタッフが言う。

「いきなり現れた有村とは逆に、桐谷は地道に実績を積み上げてきた。ファッション誌『Seventeen』の専属モデルを務め、05年に映画『春の居場所』で女優デビュー。06年には『めざましテレビ』(フジテレビ系)内のコーナー『早耳トレンドNo.1』のレギュラーを担当しました。今年は大河ドラマ『軍師官兵衛』で、信長に反旗をひるがえした荒木村重の妻役を熱演し、女優としてもステップアップに成功。何より、12年に『NEWS ZERO』(日テレ系)に抜擢されたのが大きかった。本人の力量うんぬんより、ニュースキャスターというハクが彼女のCM価値を高めたのです。それでもまだ2000万~2500万円というお買い得感があり、売り込みやすい」

 キャスター活動がCM好感度にプラスになると見ているのは、芸能ジャーナリストの佐々木博之氏も同じだ。

「『NEWS ZERO』で共演する櫻井翔の女性版というイメージです。彼はCM起用社数ランキングの男性部門で次点の9社に出演。桐谷の起用数はまだまだ伸びるでしょう。千葉の進学校からフェリス女学院に進学した才媛は、モデル時代は『ゆるカワ系』と称されていましたが、現在は『ツンデレ』タイプとして将来性大だと感じますね」

 桐谷は現在公開中の映画「女子ーズ」で共演する有村とともに、一部マスコミの間で「将来の二大女優」と言われているが、CMの代表作という点では桐谷に軍配が上がる。

「確かに有村の(今年3月から放送中の)『プレナスほっともっと』はかわいいですが、この夏のサッポロビール『極ゼロ』で可憐な浴衣姿を見せた桐谷のほうが記憶に残りやすい」(小谷氏)

 ただし、下戸なのにビールのCMに出演したせいか、「ビールは苦すっぱい汁」と発言したとか‥‥。とはいえ、過去にアイドル女優兼キャスターとして一世を風靡した例が見当たらないだけに、パイオニアとしての付加価値が高まりそうだ。

 さて、昨年のCM女王・武井が有村と桐谷にその座を奪われたのはなぜなのか。CM制作会社プロデューサーが話す。

「契約金の高騰で、有村や桐谷の倍近くの4000万円クラスになっていることに加え、主演ドラマの視聴率がまったく伸びない点があげられる。タレントとしての価値が下がりつつあるのです。とりわけ、資生堂のCMを失ったのは大きい。化粧品CMは女性の好感度が必須条件であり、肌の白さや黒髪の艶やかさを問われます。女優のステータスの一つだけに、今後のCMオファーにも影響が及ぶでしょう」

 同じ所属事務所の剛力も伸び悩んでいるが、

「事務所の戦略変更が始まり、新たにバイリンガルの河北麻友子(22)推しがスタートした」(芸能ライター)

 武井、剛力のプッシュが難しい状況になっているのである。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」
2
高島礼子の声が…旅番組「列車内撮影NG問題」を解決するテレビ東京の「グレーゾーンな新手法」
3
あの「号泣県議」野々村竜太郎が「仰天新ビジネス」開始!「30日間5万円コース」の中身
4
「致死量」井上清華アナの猛烈労働を止めない「局次長」西山喜久恵に怒りの声
5
皐月賞で最も強い競馬をした3着馬が「ダービー回避」!NHKマイルでは迷わずアタマから狙え