テレビ朝日の「報道ステーション」が、なにやらギクシャクしている。
4月から月曜日から木曜日は大越健介、小木逸平アナ、安藤萌々アナの3人で進行しているが、4月19日の放送では、ちょっとしたアクシデントがあった。
「ChatGPT」の行政導入について特集し、スタジオでは大型モニターを使って、安藤アナが原稿を読みながら解説。ところが「まぁ」「えー」など余計な間が多く、実にテンポが悪い。結局、締めの説明に入ったところで、ベテランの小木アナが早くよこせと言わんばかりに前のめりに。言葉をかぶせ気味にして、進行を奪い取ったのである。視聴者をヒヤヒヤさせる「ダメ出し」場面だ。
安藤アナは同番組のスポーツ担当から、同期の渡辺瑠海アナに代わってメインの座に就き、1カ月も経っていない。報道の原稿読みはまだ慣れていない、との見方はできるが、
「スポーツ担当の時と打って変わって、引きつるような表情を見せるなど、生き生き感が失われた印象です」
とテレビ朝日関係者は懸念するのだ。
メインを外された渡辺アナがリポーターを担当する外回りとなり、一見、「降格」したような感じだが、
「安藤アナは慣れないポジションであることに加え、渡辺アナに気を遣う妙なプレッシャーまで感じているのかもしれません。こうした事態に陥った原因は、朝日放送アナからフリーに転身したヒロド歩美が、スポーツ担当として新加入した『玉突き人事』にある。しばらくはギクシャクした状況が続きそうです」
視聴者が落ち着いて見られるスタジオの雰囲気作りをお願いしたい。