スポーツ

DeNAバウアー「クイック克服」の修整力が証明した「大根役者との決定的な違い」

 DeNAのトレバー・バウアー投手が4月22日、イースタン・リーグの楽天戦に先発し、5回3分の0を77球、2安打1失点と好投した。

 日本初登板となった4月16日の西武戦でも、4回4安打6奪三振無失点。順調なら5月2日から4日の広島3連戦(横浜)で1軍初先発する可能性が高まった。

 超大物外国人投手の1軍登板が待ち遠しいが、元DeNAの野球解説者・高木豊氏は4月23日に更新した自身のYouTubeチャンネルで、2度目の登板について、

「少し疲れていたような気がする。後半、少しバテたかな。これからの課題はスタミナだけかな」

 と感想を述べた。三振が少なかったことに関しては、前回は直球主体でスライダーを織り混ぜていたが、今回はスライダーを主体にしていたことを理由に挙げた。

 初登板の際に高木氏は、ランナーが出た時のクイックモーションが遅いことを気にしていたが、その点は解消され、フィールディングの良さを指摘しつつ、ランナーを置いていても落ち着いている、チームに溶け込んでいると絶賛。

「雰囲気を変えられる。そんな力を持っている、大根役者と本当の主役との違いがあるよ。それだけの器のデカさを2軍でも感じる」

 まさにベタ褒めなのである。

 高木氏の話を聞く限り、スタミナ以外は死角が全くないように思えるバウアー。前評判通り、三浦監督の期待に応えられるか。

(鈴木十朗)

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