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記事全文を読む→興行収入発表「シン・仮面ライダー」がエヴァンゲリオンにすがる「大誤算」
これをシリーズ最高傑作とみるか、大コケとみるか。
映画「シン・仮面ライダー」(庵野秀明監督)のTwitter公式アカウントが、4月23日までの興行収入を発表した。
それによると「20億2000万円を突破」で「仮面ライダー」映画歴代1位の記録であり、初の興行収入20億円超えなのだという。
これまでの仮面ライダーシリーズの最高興行収入は、2009年「劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」の19億円。次いで、2011年「劇場版仮面ライダーオーズ WONDERFUL将軍と21のコアメダル」の17.6億円だった。だが、映画関係者は渋い顔だ。
「昭和、平成ライダーが総結集した『劇場版ディケイド』の興行収入と大きく変わらない数字ですから『シン・仮面ライダー』は、仮面ライダーファン以外の観客を取り込めなかったと言っていい。庵野監督の『シン・エヴァンゲリオン』が102億円、『シン・ゴジラ』は82億円、『シン・ウルトラマン』でも43億円ですから、『シン』シリーズとしては大コケの部類に入ります。歴代仮面ライダー俳優は、初代の藤岡弘、から佐藤健、吉沢亮、菅田将暉、西島秀俊まで錚々たるメンバーなのに対し、『シン・仮面ライダー』は主演の池松壮亮が負傷をおして熱演したものの、キャスティングが地味すぎました」
今や令和仮面ライダーの舞台挨拶やショーを見に行っても、「大きなお友達」の中高年男性が観客席を埋め尽くすようになってしまった。2015年の平成ライダー「仮面ライダー ドライブ」のファイナルステージでは、観客席の子供達が片岡鶴太郎や竹内涼真だけでなく、悪役に扮した蕨野友也に声援を送り、蕨野が感激のあまり言葉を詰まらせるなど、子供達との交流がまだあったのだが…。前出の映画関係者は言う。
「少子化の逆風の中、ウルトラマンも仮面ライダーも、優良コンテンツとして生き残りをかけねばなりません。そのために、庵野監督にメガホンを託したはずです。『シン・ウルトラマン』はウルトラマンに興味のない女性や子供、若いカップルにも足を運んでもらうための演出が凝らされていましたが、『シン・仮面ライダー』にはそれが欠けていました」
4月28日からは来場者特典として「シン・仮面ライダーカード劇場版 エヴァンゲリオンコラボver.」カードを配布し、「シン・エヴァンゲリオン」ブルーレイ&DVD収録特典映像「EVANGELION:3.0(-46h)」を期間限定で特別上映している。エヴァの力を借りて、新規観客層を開拓できるか──。
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