太陽系のように、太陽の近くには水星や地球のような小柄な岩石惑星があり、遠くには木星や土星のような巨大なガス惑星が鎮座する。これまでは、これが宇宙の普遍的なルール、いわば「銀河の交通整理」だと信じられてきた。ところが今年4月、ESA(欧州宇宙...
記事全文を読む→日本史上最大の裏切者「島原の乱」唯一の生き残りが幕府に提供した「極秘情報」
江戸時代の初期、寛永十四年(1637年)に、長崎で起こった島原の乱を知っているだろう。この乱における一揆勢唯一の生き残りが、南蛮絵師の山田右衛門作(やまだえもさく)である。
幕府が出したキリシタン禁止令で棄教を強いられたキリシタンたちは、数々の残酷な拷問にさらされた。さらに、島原を領地としていた松倉家が、年貢だけではなく、家に棚を作れば「棚餞」、死者のために掘った墓穴に「穴餞」といった様々な税を設け、徴収した。納められない場合は水牢に入れての水責めなども行われたという。
こうした状況に、農民らが立ち上がる。当初はただの一揆だったが、幕府に不満を抱えていた浪人も加わり、総勢3万7000人が、原城(長崎県南島原市)に立てこもった。これが島原の乱である。
16歳の総大将・益田(天草)四郎時貞を据えた軍勢は幕府勢を再三、蹴散らした。だが、江戸幕府の総勢12万人を超える軍勢に、最後は屈してしまう。城に立てこもっていた老若男女は皆殺しとなり、乱は終結したのである。
ところが、山田右衛門作だけが生き延びた。幕府の内通者だったからである。彼はキリシタンだったが、積極的に参加した人間ではなかった。一揆勢に家を焼き払うと脅された上、愛する息子を人質に取られたため、やむなく従っていたのだ。彼は「学問道徳の男、文章の達者」としても知られており、一揆勢の軍師役として期待された人物だった。
その立場を利用して得た情報を、総攻撃前の幕府に流した。一揆勢に参加するに至った経緯を矢文で説明し、城内の様子を知らせる見返りに、自分と家族の生命の保障を要求したのである。
ところが、この接触はうまくいかなかった。幕府勢からの返信の矢文が、城内の夜廻りの者に発見されてしまったからだ。これを読んだ四郎時貞は激怒し、妻子を見せしめに処刑。右衛門作は手枷、足枷をされ、牢に閉じ込められてしまう。
彼は城に侵入した幕府軍に救出され、取調べで乱の経緯や戦いの状況を供述。その後は幕府軍の総大将である老中・松平信綱に連れられて66歳で江戸に住み、信綱の屋敷で絵を描いて暮らしたという。「日本史上、最大の裏切り者」と言えるかもしれない男の罪悪感、苦悩ぶりを示す資料は残っていない。
(道嶋慶)
アサ芸チョイス
AIは本当に人類を終わらせるのか。専門家のとある主張が世界を震撼させている。その「AI終末論」は、AI開発企業アンソロピックに勤めていた元研究員、ジェイコブ・コクソン氏によるもの。Xで「AI研究関係者の多くが、AIは今後10年以内に人類を破...
記事全文を読む→「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物「エトミデート」は、広島カープに大きな衝撃を与えた忌まわしいブツだ。元広島カープの羽月隆太郎氏にこれを譲り渡したとして医薬品医療機器法違反の罪に問われた会社役員・滝口涼介被告の初公判が9月16日に広島地裁で...
記事全文を読む→20世紀最大級のミステリーと言われてきた、イギリス・スコットランドのネス湖に生息するという未確認動物(UMA)の「ネッシー」に、再び熱い視線が注がれている。いったいなぜか。一時期は目撃情報が激減し、専門家からは死亡説や、人間の活動を警戒して...
記事全文を読む→

