芸能

事故死から1年で偲ばれる桜塚やっくんの気配り素顔

20140926yakkun

「スケバン恐子」で名を馳せた芸人・桜塚やっくん(享年37)が不慮の事故で亡くなり、10月5日でちょうど1年が経過する。

「イベント出演のため、バンド『美女♂menZ』のメンバーとともに、ワンボックスカーのハンドルを握り熊本に移動中での出来事でした。事故は山口県内の中国自動車道下り線で発生。まず、やっくんの運転する車が中央分離帯にぶつかる単独事故を起こし、事後対応のために車外に出たマネジャーが後続車に撥ねられてしまった。現場は雨の振る見通しの悪いカーブ地点。同じく車外に出て状況を改善させようと奔走していたやっくんも、後続車に跳ね飛ばされて…」(芸能記者)

 中央分離帯に激突したやっくんは、両目を見開いて顔面を血に染めていたという。病院へ搬送されたが、心臓破裂により死亡が確認された。

「あの日、やっくんが運転席に座っていたのは、普段は運転をするバンドメンバーたちの体調を気遣い、みずから買って出たからだといいます。若手や後輩に対して、親身になって世話をやく人柄でしたからね」(お笑い関係者)

 生前のやっくんが、そうした周りへの気配りを見せていた場面を多くの関係者が目撃している。

「マスコミ関係者が多く集まった酒席で、やっくんの横には業界に席を置く若い美女の姿があった。後にその女性が彼の交際相手だということを知ったのですが、この時には男女間のノロケなど一切なく、彼女が出席者と交遊を深めるように促していました。そして、『こうした場で顔を売ることが重要なんだよ。自分に協力してくれる人がいっぱい増えれば、仕事をいい方向に持っていくこともできるからね』と、親身にアドバイスしていました」(居合わせた週刊誌記者)

 やっくんの演じるキャラクターを見て、勢いばかりが先行しているように感じていた人も多いかも知れないが、裏では自分だけでなく、周りの人間も売れるよう努力や気配りを怠っていなかった。

 志半ばで逝ってしまうなんて、がっかりだよ!

カテゴリー: 芸能   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
4
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身