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「サッカーIQが足りない!」槙野智章がダメ出しした「U-20」世代のマジメ体質

 元日本代表で「サッカー界のお祭り男」槙野智章氏が、YouTubeの「Jリーグ公式チャンネル」で7月3日に配信された「ののチャンネル」にゲスト出演。グループリーグ敗退に終わった「U-20ワールドカップアルゼンチン2023」の敗因を分析した。

 U-20W杯はFC東京でスタメンをつかんだ松木玖生のほか、欧州のチームに所属する福田師王(ボルシアMG)、福井太智(バイエルン・ミュンヘン)、高橋仁胡(FCパルセロナ)、チェイス・アンリ(シュツットガルト)らで挑んだが、コロンビア、イスラエル、セネガルを相手に1勝2敗でグループリーグ敗退。日本サッカーの未来が危ぶまれる結果となった。

 槙野氏は敗因を「監督とピッチ上の選手に意思疎通ができなかった」、「ゲーム運びの中で、やるべきことの整理ができなかった」と分析。

 意思疎通できなかったと感じたのはこんな場面で、

「先制した後、監督は前線の選手を投入して前からプレッシングをかける意図を明確にしたが、ピッチに立っている選手は失点をしないよう守備に重点を置いた」

 結果、日本は第2節のコロンビア戦、第3節のイスラエル戦で先制しながら逆転を許し、試合に敗れている。

 一方で選手の質について聞かれた槙野氏は、

「選手のクオリティが足りなかったわけではない。ただ、コンスタントにクラブで試合に出ているかというとそうではなく、ずる賢さやゲーム運びの考え方、よく『サッカーIQ』と言われるものはちょっと足りていなかったと思います」

 と話し、さらに07年のU-20W杯に出場した自分と比べて、

「絶対に負けないとか、目立ってやろうという気持ちが自分たちよりは弱い」

 と苦言を呈した。

 槙野氏はサッカー解説者としてデビューしたばかり。今後も鋭い指摘を繰り出してほしいものだ。

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