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石川慎吾はロッテで大化けする!「飼い殺し状態」にした巨人・原監督の罪

 7月3日、巨人・石川慎吾外野手とロッテ・小沼健太投手の交換トレードが成立した。

 12年目の石川は今季1軍出場はないものの、イースタン・リーグでは打率3割5分8厘、4本塁打、26打点と存在感をアピール。一方の小沼は2020年育成ドラフト2位でプロ入りし、昨季は中継ぎとして21試合に登板。今季4試合に登板し防御率9.00だが、2軍ではクローザーを務めることもあった。

 両者とも現状では出場機会に恵まれず、ウィンウィンのトレードと言われているが、特に石川に関しては「大化け」の可能性を指摘する声が多い。

 石川は12年ドラフト3位で日本ハムに入団。右の強打者として将来を嘱望されたが1軍に定着できず、16年オフに大田泰示外野手、公文克彦投手との交換トレードにより、吉川光夫投手と共に巨人へ移籍した経緯があるが、プロ野球OBが語る。

「巨人の外野は丸佳浩やオコエ瑠偉、秋広優人、梶谷隆幸などがひしめき、なかなか出場機会に恵まれず完全に飼い殺し状態になってしまった。しかしあのパンチ力とガッツは魅力で、他チームであれば1軍ベンチに置いておきたいタイプ。原辰徳監督は単に困ったときのラッキーボーイとしてしか見ていなかったようだが、宝の持ち腐れですよ。むしろ競争させるのが上手なロッテの吉井理人監督の方が、上手に使えるのでは」

 石川との交換トレード要員だった大田も、プロ入りした2度目の原政権下では「未完の大器」と呼ばれていたが、日ハム入りすると1年目から1軍で100試合以上の出場機会を与えられ一気にブレークしている。原巨人を泣かせるシーンがやってくるかもしれない。

(ケン高田)

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