スポーツ

ヤクルト守護神・田口麗斗「FA権取得」で今オフ移籍のネックとなる「クセが強い問題発言」

 ヤクルトスワローズの田口麗斗が出場選手登録日数が規程に達し、国内フリーエージェントの資格取得条件を満たした。オフにFA宣言すれば、争奪戦必至と言われている。スポーツライターが解説する。

「スライダーの切れが鋭く、コントロールも抜群にいいため、高く評価されています。強気のピッチングで、今年は退団したスコット・マクガフの代役守護神に。前半戦32登板で1勝2敗21セーブ、防御率1.71と安定した成績を残しています。チームの盛り上げ役、ムードメーカーにもなっていますね。物怖じせず年上の選手をイジッたり、モノマネをしたりと、ヤクルトにはなくてはならない存在。ファンが多いことでも知られています」

 ただ、ネックとなっているのは、調子に乗りやすい性格だという。7月19、20日に行われたオールスターゲームには「12球団をイメージした」というレインボーカラーの髪型で登場し、ファンの目を丸くさせた。球団関係者が苦笑する。

「目立ちたがりで自我が強く、キャラクター的にクセがあります。個性があっていいのですが、それがアンチファンと衝突を起こすことがあり、問題視する球界関係者はいますね」

 今年5月にはインスタグラムで、アンチに向かって問題発言をブチかました。いわく、

「同じ土俵に立ってないし同じレベルの世界で生きてないと、思っちゃう。そういう人のこと、申し訳ないけど、見下してしまう」

 これに批判が殺到すると一転、翌日のツイッターで次のように謝罪するハメに。

「薄っぺらい感情で強がりで発言した事を本当に申し訳ない気持ちしかありません。昨夜の言葉を撤回させて下さい」

 昨年9月の「優勝ビールかけ」では、ヤクルトのトップスポンサーであるキリンビールの「一番搾り」を飲みながら「まずいわ」と絶叫。これまた批判を浴びたのだった。

 実力は確かなだけに、評価を落とす行動を慎めば、新たな道も開けることだろう。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
「京都崩壊」の信じがたい現実…外国人観光客専用都市に激変した「不気味な風景」
2
商品価値が落ちたヤクルト・村上宗隆「メジャー計画変更」で大谷翔平と同じ道を
3
山尾志桜里の「公認取り消し」騒動を起こした玉木雄一郎は「榛葉幹事長人気に焦った」って!?
4
土壌ラドン濃度・衛星観測・上空発光…火山噴火と大地震「前兆キャッチ」の新技術がスゴイ!
5
「絶対にやめろ」に大反発!トルシエ元日本代表監督が初めて明かした日本サッカー協会とのバトル