芸能
Posted on 2023年08月13日 17:59

「ドーピング」もすぐバレた…不倫相手と長電話する女房/40年経っても売れない浅草芸人の「破天荒交遊録」(6)

2023年08月13日 17:59

「不倫相手」話はまだまだあるよ。年に一回、オイラが主催するお笑いライブを浅草「東洋館」でやるんだけど、そん時なんか受付は女房にやってもらって、客席にはその時に付き合ってた「不倫相手」と、その前に付き合ってた「元不倫相手」が全部揃ってた、なんてこともあった。

 本人たちはお互いの顔を知らなくても、出演する芸人はみんな知ってるから、

「なべさん、ホント、大丈夫なんですか」

 なんて心配してくれて。オイラは、

「そんなもん、なるようにしかならない」

 って開き直ってたね。

 ウチの女房は看護師で、よく夜勤になるの。それでオイラも女房が帰る前に戻ってりゃいいと安心して、不倫相手と会って朝帰りしたりしてた。ところがある時、つい娘が「パパ、朝帰りだったね」とバラすもんだから、女房が怒ってオイラのケータイ奪って、着信履歴の相手に電話をかけ始める。そりゃまずいよ。当然、その中に会ってた不倫相手の着信も入ってるんだから。そしたら女房がいきなり、その不倫相手と長話を始めちゃってさ。「あんな男、欲しけりゃどうぞ」みたいなことを言ってる。まいっちゃうよ。看護師で収入の安定してる女房に捨てられたら、オイラが困るんだから。あとで女房には平謝りよ。

 とにかくウチの女房は仕事がら、勘がいいの。オイラが不倫相手との営みのためにバイアグラを飲んだわけ。それでホテルで済ませて別れた後もまだ効き目が続いてて、どうにもおさまらない。それでウチに帰って、女房ともやっちゃった。女房、ポツリと言ったもんね。

「ドーピングね。やってきたわね」

 自分で言うのもなんだけど、よくまあこんな「クズ」みたいなのと一緒にいてくれるって、そこは感謝してるよ。

なべかずお:1957年(昭和32年)、北海道滝川市の生活保護家庭で生まれる。レンガ職人、とび職人など様々な仕事を経て1984年、浅草フランス座でお笑い芸人の修業を開始。その後、羽生愁平と漫才コンビ「ビックボーイズ」を結成し、現在に至る。2006年には「真打」昇進。2008年にラップCD「たまらんぜ」をリリースし、2023年には自伝本「たまらんぜ!芸人人生七転び八転び」(山中企画)を出版。漫才協会には30年以上も在籍しているが、後輩はどんどん理事になり、ついには約10年後輩のナイツ塙宣之が会長になったのに、自身は一度も理事にもなったことがなく、「永遠のヒラ会員」と呼ばれる。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年10月27日 14:45

    「本格復帰に向けた観測気球を兼ねているのでしょう」こう話すのはさる芸能ジャーナリストだ。10月26日に開催された東京国際映画祭のレッドカーペット。雨が降りしきる会場で報道陣や観客の目をひと際引いたのが、女優の永野芽郁である。主演とプロデュー...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年10月29日 11:30

    今年のお笑い賞レースは10月17日に「キングオブコント」が終わり、あとは11月1日の「NHK新人お笑い大賞」、そして12月の「M-1グランプリ」を残すのみ。賞レース番組では審査員の採点、コメントが大きくクローズアップされるが、その責任の重さ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    芸能
    2026年10月29日 15:45

    前巨人2軍監督・桑田真澄氏の次男でタレントのMattから「性被害を受けた」として、一昨年から今年にかけて、警視庁に複数の被害届が提出されていたと「週刊文春」が報じている。それによると、1人目の被害者は今年1月、都内でMattと美容系インフル...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/10/27発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク