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●ゲスト:甲斐よしひろ(かい・よしひろ) 1953年生まれ、福岡県出身。ミュージシャン。74年に「甲斐バンド」を結成、同年デビュー。79年に「HERO(ヒーローになる時、それは今)」がオリコンチャートで1位を記録、日本のロック・シーンを牽引する存在となった。86年解散。バンドはその後、期間限定復活などを経て、09年より本格再始動。今年7月より、結成40周年のツアーを全国11カ所12公演にて敢行。11月15日に東京・東京国際フォーラムにてグランドフィナーレ公演が開催され、また11月26日にはアニバーサリーCDがリリースされる。詳しくはオフィシャルサイトにて。http://www.kaisurf.com/
ロックミュージックが危険視されていた時代から活動し、日本の音楽シーンを根底から変えた男たちがいた。甲斐よしひろ率いる「甲斐バンド」である。今年で結成40周年を迎え、今もなお新しい表現に挑戦し続ける甲斐との音楽談議に、天才テリーも思わず「格好いい! 」と感嘆して‥‥!?
テリー 甲斐さんから見て、最近の日本の音楽シーンはどうですか。
甲斐 僕らが20代、30代の時は、ロックミュージックにまだ市民権がなかったんですよね。だから僕らの時代と今の時代は、比較できないぐらい違うと思うんです。
テリー 甲斐さんが先駆者ですからね。
甲斐 僕らが「ロックは格闘技だ!」と言って花園ラグビー場でコンサートをやったり、今の都庁が建っている場所で3万人近く集めたりすると、みんなびっくりしていましたもんね。
テリー 今は野外で、大きなライブが3日も4日も続くイベントがたくさんありますよね。
甲斐 そうですね。毎年ロック・フェスが日本のいろんなところで行われているなんて、僕らの時代ではありえなかった。今はファンも増えたし、ミュージシャンはすごく幸せに見えるんですね。でもその分、プレーヤーの絶対数も圧倒的に多い。だからあっという間に武道館でライブができるようになるけど、落ちるのもあっという間。あの競争の中で人気を維持していくのは大変だろうな、と思う。
テリー 確かにそうですね。
甲斐 僕らの時代は、ロックに市民権がないことで、逆に一攫千金の可能性があったんですよ。当てればでかかった。オリコンの中でも、歌謡曲と演歌の比率が7割で、僕らの音楽は3割みたいな感じでしたから。
テリー ライバルは西城秀樹とか郷ひろみとかですよね。
甲斐 ホントにそのとおりでしたね。ちあきなおみもいて、ペドロ&カプリシャスもいる。「HERO(ヒーローになる時、それは今)」が1位を蹴落とされたら「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」が上がってくる(笑)。
テリー 当時、甲斐さんたちはほとんどテレビに出ませんでしたね。
甲斐 デビューして最初の2年ほどは、せんだみつおさんが司会の「ぎんざNOW!」とかに数回出たんですよ。でもテレビの世界って、30秒でセッティングして演奏しろっていう感覚なんです。30秒ってアンプにシールドを差し込むぐらいの時間ですよね。ツマミも触れられない。バンドにとってはネガティブな空気の中で、非常にやりづらい状況だった。それで一切テレビに出なくなったんです。
テリー でもテレビの影響力が、今以上に大きかった時代でしょう。
甲斐 影響力はあったでしょうね。あの頃は「ザ・ベストテン」で久米(宏)さんと黒柳(徹子)さんが「今週も出てもらえません」と、それこそ毎回コメントするわけですよ。それでも出演を断っていた。でもその「出ない」ことこそが、結局はバンドのプロモーションになっていたんですよね。その代わり、世間は「何で出ないんだ」と、どんどん魔女狩り風になっていきましたね。
テリー 毎週の番組でしたからね。
甲斐 心の中では「うるせえや!」って毒づいてましたけど、あまりにも延々とプロデューサーから追いかけられて「HERO」の時に1回だけ出たんです。
テリー あの時の「ザ・ベストテン」、僕も見ましたよ。
甲斐 そうですか。すごい大騒ぎになって。
テリー 見ないといけないような雰囲気になっていましたもんね。
甲斐 そのあとに「安奈」をリリースして、そのランキングも上がっていった。もう番組には出ないとプロデューサーもこっちもお互いに納得済みだったんですが、司会の2人は「今週もやっぱり出てもらえません」って言うんですよね。ある時、僕は小樽の寿司屋にいて、客は僕だけだったんです。そうしたら、寿司屋の大将がベストテンを見ながら「こいつら、出ないなんて生意気だよな。兄ちゃん、どう思う」なんて聞かれて。「いや、ホント生意気ですねえ」って言うしかなかった(笑)。
テリー その場にいたかったなぁ。「僕です」って言えばよかったのに(笑)。
甲斐 ハハハ。
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