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記事全文を読む→「新将棋会館」クラファンで異彩を放つ「藤井聡太VS永瀬拓矢」シークレット観戦料80万円
目標額の倍額達成だ――。日本将棋連盟会長の羽生善治九段が、「新将棋会館」建設のためのクラウドファンディング第5期で、目標額1億円の倍以上となる2億円以上が集まったと報告した。羽生会長は、次のように謝意を述べている。
「新将棋会館クラウドファンディングの第五期はおかげさまで2億円の大台を超え、6000人以上の皆様に御支援を頂き、厚く御礼を申し上げます。これからの将棋界の為に大切に使わせて頂きます。ファンの皆様のニーズに合うものが提供できるように頑張ります。引き続きどうぞよろしくお願い致します」
中でも突出する寄付額だったのが「藤井聡太八冠と永瀬拓矢九段 特別対局の観戦料80万円」だ。
クラファン公式ページによれば、特別対局は2人がオフに開いている研究会の様子を再現したもので、12月16日に東京の将棋会館で開催予定。
〈2局(先後1局ずつ)対局開始の様子を見届けていただいたのち別室で解説会を実施いたします。対局終了後は藤井・永瀬両名から解説を行います。イベントの最後に対局者との3ショットも実施いたします〉
という金額相応の豪華な内容だ。15人限定枠はすでに完売し、募集は終了している。
藤井八冠と永瀬九段の対局といえば10月11日、第71期王座戦五番勝負第4局が記憶に新しい。藤井八冠が勝率1%の崖っぷちに追い込まれながら、永瀬九段の出方を伺う122手目の「5五銀」で逆転勝利。自らの悪手に気付いて髪をかきむしる永瀬九段と、前人未到の「八冠制覇」を果たした藤井八冠との、残酷なまでの対比が印象的だった。
将棋史に残る死闘を繰り広げた2人は将棋研究仲間で、その研究会の再現に立ち会えるとあっては、熱心な将棋ファンなら決して高い値段ではないのだろう。なお、この特別対局のオンライン視聴権は今でも募集中。1万5000円の視聴料に対し、すでに250人以上が応募している。
クラファンに寄付した人だけが見られる「シークレット特別対局」で藤井八冠、永瀬九段はどんな一手を出すのか。特別対局で永瀬九段が一矢報いれば、来年の将棋界はさらに盛り上がるだろう。
(那須優子)
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