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記事全文を読む→新幹線「厚狭駅」を初めて知った…そして最終決戦の地へ/日本全国「旅打ち」行脚~山陽オート(上)
山口県は今年2度目の旅打ちになる。最初の9月は福岡ボートを回ってから下関ボートへ行った。行きは空路で福岡空港から福岡ボートへ。翌日、新幹線と電車を乗り継いで下関ボートに行き、3日目は下関から電車、新幹線を乗り継いで羽田空港に帰った。
このルートは福岡へ行くので迷うことなく決めることができるが、山口県の山陽オートと徳山ボートの旅打ちとなると、事情が違ってくる。新山口駅まで往復新幹線か、あるいは福岡空港に行き、新幹線などで山口に戻るか。スマホの路線情報では都内からは空路を推奨しているが、往復新幹線利用でもそれほど時間が変わらない。5、6時間の行程である。料金も新幹線は九州手前まで行くので、5万円近くかかる。
さて、どうするか。決め手は移動中の時間を有効活用できるかどうかだ。空路は通信手段が限られてくるし、乗り換えが慌ただしくておちおち通信機器を広げることもできない。それなら品川から新山口まで4時間ちょっと座りっぱなしでスマホ、タブレットなどでレースを見たり、パソコンを広げて仕事もできる新幹線利用がいい。帰路は新幹線の場合、居酒屋新幹線をやって飲んだくれることもできる。狭いが、テーブルに酒、ツマミを広げて酔っ払えばいいのだ。そう考えると、空路か新幹線かの悩ましい選択は新幹線にしようと、おのずと答えが出る。
というわけで、師走に入った12月2日、新幹線で山陽オートに行き、それから徳山ボートに向かうことに。全国公営ギャンブル場巡り87場の84場目と85場目になる。いよいよゴール目前である。11月24日には福岡の飯塚オートに出かけてわずか1安打の惨敗を喫したので、飯塚の仇を山陽で討つ、の意気込みだ。船橋オートが廃止になり、オートレースは現在5場だが、ここがオートレースの最終決戦の地でもある。
新幹線のぞみで新山口駅へ、こだまに乗り換えて厚狭(あさ)駅を降りる。あさという読み方も厚狭駅があることも今回、初めて知った。新幹線厚狭駅の隣りは新下関駅で、九州に限りなく近い。
厚狭駅でカーシェアの車を借りて、山陽オートまでは8キロほど。時間にして十数分だ。山陽オートはミッドナイト開催も多いが、この日は走路改修後直後のナイター3日間開催だった。到着は16時半頃。正面の駐車場から正門までは長いエスカレーターがあり、スタンドは高台になっている。入り口で腕章をもらい、担当者に挨拶してから場内を動き回った。
いつものように、新幹線ではサンドイッチなど軽食のみだったので、さっそくメシにありつく。焼鳥とたこ焼きにキッチンカーもあったが、右手にホールがあり、奥に山陽食堂があった。カレーライス、丼物、麺類のザッツ食堂。ここで焼き飯とおつゆ変わりのかやくうどんで、計980円。チャーハンではなく、おばちゃんが作った素朴な焼き飯なのがいい。
普通開催なので、S班トップクラスが参戦した11月のGI飯塚オートとは違い、メンバーは劣る。オートレースはハンデ戦で行われる。飯塚は実力が拮抗して最高ハンデが20メートルだったが、この日の山陽は最高40メートルまでハンデが切られている。こうなると推理が明らかに違ってくる。それが面白い。個人的には予想しやすい。ウェルカム!
6Rは一般戦、7車立てだった。0線(0ハン)は①、10メートル線は②、20線は③④、30線⑤、40線⑥⑦だった。1周500メートルを全速力で走ったタイムを5で割った「試走タイム」は①3.64、②3.54、③3.49、④3.37、⑤3.36、⑥3.39、⑦3.38。①②③は大きなハンデをもらっているが、明らかにタイムが劣る。①と⑦では0.26秒の差があり、1周なら1秒3差、5周したら6秒5も差がつく。コーナーを回って抜いていくのでそんなに単純なことにはならないが、レーサーの腕、エンジンは段違いなのだ。しかも①②③はB級、④⑤⑥⑦はA級だ。
ここは1着④⑤⑦から2着3着④⑤⑥⑦の3連単18点狙いでいく。結果は④が1周3コーナーで前段をあっさりとらえ、後続を大きく引き離して楽勝。2着⑤、3着⑥、格上の⑦はいいところなく、3連単④⑤⑥1230円だった。トリガミッたが、当たることが大事だ。
(峯田淳/コラムニスト)
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