社会

ファミマのスウェットが大人気「コンビニ服はダサい」を覆した要因とは

 コンビニ大手「ファミリーマート」が販売するスウェットがSNSを中心に大きな反響を呼び、売り切れる店舗もあるなど大人気となっている。これまでコンビニに売られている服は「実用的だがダサい」というイメージがあったが、それを払拭してヒットに繋げた要因とは?

「話題となっているのは、ファミリーマートが展開するアパレルブランド『コンビニエンスウェア』の『スウェットパーカー くろ』(税込3990円)で、着心地の良さやコスパの高さを絶賛する声が数多くSNSに投稿されています。同ブランドは2021年から『ファセッタズム』を手掛けるファッションデザイナーの落合宏理氏と共同開発した商品を販売。靴下は累計1500万足以上を売り上げるなどブランド展開から間もないながら、大きな注目を集めているのです」(ファッションライター)

 しかし、スウェットを絶賛する声が相次ぐ一方で、1月11日にとあるファッション関係者が自身のX(旧Twitter)に「コンビニエンスウェアで3990円のスウェットを買うなら33000円で生地の良いスウェットを買ったほうが安いと思う」とし、「これが分からない人にはどれだけ言葉を尽くしてもきっと何も分かってもらえない」と投稿。これに賛否両論が巻き起こった。

「このファッション関係者の方がどういう意図で投稿したかは分かりませんが、コンビニエンスウェアのスウェットはファミマの親会社が繊維が祖業の伊藤忠商事ということもあって、素材も良いものを使ってますし、価格にしては品質はかなり高いと思います。それにファミマ社長の細見研介氏は『ハンティングワールドジャパン』の取締役を務めるなどブランドビジネスのプロフェッショナルであり、デザイン性にも相当こだわってブランディングを行っている。これまでのコンビニ服とはいっせんを画していますよ」(前出・ファッションライター)

 1月16日にはローソンも「フリークスストア」監修の「インスタントニット」を発売するなど、コンビニアパレルのブームが巻き起こりそうだ。

(小林洋三)

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