スポーツ
Posted on 2024年02月06日 17:59

【キャンプ通信】ヤクルト・西舘昂汰と巨人・西舘勇陽…両ドラ1の直球は「真ッスラVS真ッシュー」正反対の打者泣かせ

2024年02月06日 17:59

 プロ野球春季キャンプは注目ルーキーや1軍クラスの主力に視線が集まるが、2軍キャンプもまた面白いのだ。

 ヤクルトは2軍の春季キャンプが2月5日に、西都原運動公園(宮崎県西都市)で始動した。この日の天気は雨のち晴れ。宮崎で第1クールを過ごした他球団同様に、キャンプ初日から室内練習場での基礎中心のメニューに大粒の汗を流した。とりわけバテバテぶりを隠せずにいたのが、新人選手だ。

 午後の練習前、ドラフト4位ルーキーの鈴木叶にキャンプ初日の感想を聞けば、メンタルの消耗をポツリ。

「練習の強度以上に疲れた気がします。先輩選手もたくさんいますし、ファンの方も見に来ていただいているので、緊張しちゃっているのかもしれません」

 そのまま自らを奮い立たせるようにバットを握り、打撃練習に向かっていった。

 少しピリついたキャンプを過ごす他の新人選手と打って変わり、トレーナーに指示された個別メニューを消化していたのが、ドラフト1位の西舘昂汰(写真)である。球界関係者が語る。

「上半身のコンディション不良で、ノースロー調整を余儀なくされています。走り込みやストレッチなどのメニューを、ひとりで黙々とこなしていますね。本人としては春季キャンプ中にブルペンに入りたい意向があるようですが、キャッチボールを含めた、ボールを用いた練習の解禁はトレーナーの判断に委ねられている。つまるところ、本人もいつから投げられるようになるのか、知らされていないわけです」

 筑陽学園3年時に春と夏の甲子園に出場。東都大学野球リーグ2部に属する専修大学へ進学すると、最速152キロのストレートとスライダーを武器に通算防御率1.69を記録した、文字通りの金の卵にほかならない。

「188センチの長身から力感のないフォームで、キレのある直球を放ります。その軌道はナチュラルにスライドする『真ッスラ』の球質。昨季、セ・リーグ史上唯一の新人王とMVPを同時受賞いた阪神の村上頌樹も操る魔球です。通常のスライダーよりも打者の手元で鋭く曲がる上、時には変化しないため、打者泣かせ。球団は未来のエース候補として、無理をさせずにじっくり患部を治す方針のようです。ちなみに、同じ姓で巨人ドラフト1位の西舘勇陽の直球は、シュート回転する『真ッシュー』と呼ばれるもの。とかくシュート回転はマイナスに語られがちですが、わずか1.1秒のクイックフォームからの最速155キロの直球ならば、武器になりうる。先輩の大勢やロッテ・佐々木朗希と似た球質です。同じ苗字でも、直球の性質は正反対なんです」(前出・球界関係者)

 セ界の西舘同士のマッチアップを叶えるためにも、万全の状態でシーズンを迎えてほしい。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2022年07月05日 17:58

    可愛さ余って憎さ百倍。いやはや、この2人のバトルは本当にすさまじかった。沢口靖子が主演したNHK連続テレビ小説「澪つくし」や、渡辺謙主演の大河ドラマ「独眼竜正宗」の脚本を手掛け、飛ぶ鳥を落とす勢いだった脚本家のジェームス三木氏。ところが19...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年07月31日 06:45

    堺雅人主演ドラマ「VIVANT」(TBS系)が3年ぶりの続編でも、圧倒的な存在感を放っている。第2シーズンの初回放送は、平均世帯視聴率18.8%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録。放送中にはXで世界トレンド1位になった。前作は2023年...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    芸能
    2026年08月06日 17:00

    2024年7月に停車中のロケバス内で共演者の女性に性的暴行をしたとして、不同意性交と不同意わいせつの罪に問われたのは、元お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二被告だ。その第6回公判が8月5日に東京地裁で開かれ、検察側は懲役7年を求刑。...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/8/4発売
    ■690円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク