プロ野球の春季キャンプが行われている沖縄では、選手たちが夜な夜な通う性サービス店をも「物価高」が直撃している。現役を含めて30年以上も球界に身を置くプロ野球関係者が言う。
「ホントに値段が上がったね。那覇はこの数年で3000円前後、沖縄市や北谷などの中部でも2000円近く値上げした。店員に聞いたら『光熱費が上がったのがいちばん大きい』と言ってるけど、困ったのは嬢の取り分が増えていないこと。値上げの不満をぶつけてくる利用客もいるから『私たちは悪くないのに…』と困惑してたよ」
コロナ禍を経て、こんな現象も起こっている。
「家賃が高い那覇は飲食店、性サービス店の入れ替わりが激しかった。いちばんびっくりしたのは以前、特殊浴場として営業していたお店が潰れて、居抜きでメンズエステ店が営業していたこと。しかも嬢は禁止されている『裏オプション』まで平気で交渉してきたから、危なっかしい。向こうも生きていくのに必死だから、気持ちはよくわかるけどね…」(前出・プロ野球関係者)
コロナ禍が明けて久々の今キャンプには大勢のファンが押し寄せているが、その裏では4年前には見られなかった事態が、あちらこちらで展開されているのだ。